突然、ベルナールさんが戻ってきてシアン大臣を尋問しました。
ちょっと、すみません。
ええと、シアン大臣に伺い事があります。あなたは
「だが、規律を破り上級魔法も使えなくなったフローティア、君は解雇だ」
と仰いましたよね?でも、その前にあなたは
「寺院に召喚魔法を扱える魔力を持つ侍女が居たことも把握できず」
とマジェンダ大臣を批難なさいました。
ええ、これはどういうことなんでしょう?マジェンダ大臣すら把握していなかった上級魔法を使える侍女の存在を、あなたは知っていたことになります。
まるで、あなたはフローディアさんが上級魔法を使いこなせるから侍女にしていたようにしか聞こえませんよね。
もしかしたら、何か隠してるんじゃないですか?
聖女様を殺したこととか?
いや~、どうしても細かいことが気になってしまう性質なんですよ。気になって仕方ないから、生き別れの妹の右手を宝石にしてみたんです。
作者からの返信
星羽昴さん
コメントありがとうございます!
なるほどベルナール!!確かにそうとも読めますね!!
三大臣が偽フロー(メル)が上級・召喚魔法を使える事が分かったのが、捕り物劇が有った当日です。
裏設定として『王宮内の使用人の中に、上級・召喚魔法を使える人物は上司に自主報告する!』が有ります(謀反防止や魔術士不足の応援の為)。偽フローは無断外泊と報告忘れの規律違反をしたけど、魔法が使える状態なら魔術師団へ戦力としてねじ込めましたが、それが出来ませんでした。
逆に魔法が使えれば、ねじ込めるレベルの規律違反だったので、人事権を得たシアン大臣はその二点で難癖をつけて、聖女と親しかったフローを追い出したかったのかもしれません。 でなければ他の二人の侍女と同じく配置転換で済みますからね。
マジェンダさんが非難されたのは、彼女が担当している聖女周りの使用人を把握していなかったからで、不幸なことにそれはシアン大臣にとって有利な交渉カードとなってしまいました。
確かにシアン大臣は怪しいです。黒寄りのシアンですね!!
長くなってしまいすみません(~ ~;)アンサーになっていれば幸いです!第二章も頑張りますのでよろしくお願いいたします!!
編集済
コメント失礼します。
1章拝読させていただきました。
多くの疑惑がある中、怪しいやつがいるだけで本当の犯人はだれなのか。考えてしまいますね!
疑惑が多い分、誰なのか。本当に不思議です。亡くなったフローティアが守護天使みたいになって、魔法をうまく使えなかったメルティアーナの右手が結晶化して……。心配する展開ばかりで、メルティアーナがこの先大丈夫かと思いきやの辺境へ。聖女である彼女には大変かもしれませんが、身の安全を考えると辺境に身を置いたほうが色々と考えられるのかもしれませんね。
フローティアをやった犯人は誰なのか、考えながら読んていきます!
作者からの返信
アワインさん
コメントありがとうございます!
謎や怪しい人物が沢山登場した第一章、読んでくださりありがとうございます!! 不安要素を抱えての第二章突入と成りました。どうぞこれからもメルティアーナ達の行く末を見守って頂けると幸いです!よろしくお願いいたします!