隣の芝はやっぱり青い
neo
第1話 朝から始まるルーティーン
5:30 起床
なんだか今日はちょっと重い。
昨日はやけ食いしたからなぁ…
ストレスが溜まるとついついやけ食いして
次の日に後悔してしまう。
自分の悪い癖だ
7:00
少し遠くの高校に通っているので
そろそろ出かけなければならない。
なぜストレスが溜まるのかは
学校へ行けばわかると思う。
「ねえ。
今日は授業抜け出してパンかってきてよ」
「え、授業中…?」
「そ。なんか文句でもある?」
「べ、別に…」ナイワケジャナイケド
昨日の自分だ。そう。
見ての通りパシられている。
いつまで立ってもこんなだから
憧れの宇良さんみたいになれない。
自分にとって憧れの存在である
宇良 結さん。
いつも優しくしてくれる。
頭脳明晰。運動神経抜群。
そして何より
天使のような人柄。
そんなのもわけあって学校のほぼ全員が
付き合いたい、もしくは友だちになりたいと考えている。
何より、宇良さんが勉強を教えた人は
どれだけ勉強が苦手でも必ずコツを掴んで得意になれるという一種の噂話がある。
20:00 ただいま。
と言おうと思ったが家には誰もいない。
いつもは絶対誰かいるのに。
そういえばきょう一日、
いつもと違うことばかりだったかもしれない
イジられることはないし、先生は理想の姿になってるし、何より…
どうやって学校行ったっけ?
なんか気づいたら着いていたような…
ココで明らかにしないといけないことがある
ズバリこの主人公は女性か?それとも男性なのか?という点だ。
今まで一人称が「自分」だったから
困惑した人が多かったであろう。
この先に進む前に今までの内容を
もう一度、思い浮かべていたのとは別の性別で、よく読んでみてほしい。
はたまたジェンダーレスの時代ということもあるので、どちらも持ち合わせている設定で読んでみるとどうだろうか。
変わっただろうか?
ここまで伸ばしてようやく結論を出そうと思う。
この主人公は女性である。
さぁ物語の続きに入ろう …と思ったのだが尺の都合上から第2話に
持ち越しさせてほしい。
次回予告
やはり思春期は自分に持っていないものを持っている人が羨ましくおもうのである。
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