『人間変性症』 中の5


 アーニーさんは、様々な事情を考慮にいれた上で、着陸を敢行したのである。



アーニーさん

 『お待たせしました。みなさん、歓迎いたします。ようこそ、宇宙船アーニーさんへ。』



マーダー捜査官

 『宇宙船がしゃべってる。画期的だ。』 


スリラー捜査官

 『だれか、乗っていて、マイクでしゃべってるのかも。』


マーダー捜査官

 『ふん。乗れば分かるさ。』


スリラー捜査官

 『冗談じゃないわ。遠慮しとく。』


マーダー捜査官

 『いいさ。ぼくと、彼だけで行く。』


怪人

 『これは、なんでごき。いやです。たしけて〰️〰️。』


マーダー捜査官

 『覚えがない?』


怪人

 『ぜんぜん。』


マーダー捜査官

 『しかし、きみは、逮捕されている。逆らうなら、撃ち殺してもいいとされている。』



 怪人、いやいや、従う。


マーダー捜査官

 『じゃ。待ってて。きみは、報告書かけないな。』


スリラー捜査官

 『いくわ。』


マーダー捜査官

 『ほんとに?』


スリラー捜査官

 『意気地無しなんて思われたくないから。』


マーダー捜査官

 『では、アーニーさん。入れてください。』


 アーニーさんは、ドアを開いたのである。



      🛸


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