『人間変性症』
やましん(テンパー)
『人間変性症』 上
『これは、またまた、ジョーク的フィクションである。』 😜
✴️⭐
✨❇️❇️
遥かな宇宙空間から、銀色に輝く機体の宇宙船が、降りてきた。
怪物(キャンプしている)
『ふふふ。どあー! ぎゅわー🌠 む、手強いな。光線銃だ。びー! そら、つかまえた。はははは。夕飯にしちゃえ。』
ばし、ばし。
ぶかぶかぶか。
どぼん。
ぐつぐつぐつぐつ
じゅわー✌️
『ふんふん。良い塩梅だ。では、いただきます。やれやれ。やっとまともな食事が出きる。長い宇宙では、‘’宇宙缶詰‘’ばかりだったからな。ちょっと不気味だが、センサーでみれば、毒気はなく、かなり豊富なたんぱく質はありそうだ。食べられる。ぐちゃぐちゃぐちゃ。うん、まあまあか。うまかあ。ここは、どこなんだろ。アマリカ大陸のはずだがな。』
そこに、とある、一団が踏み込んだのである。その中の、先に踏み込んだ一体が叫んだ。
マーダー捜査官
『いた。怪物だ。やはり、人類だっ。』
その怪物
『こらあ! はなせぇ。おいらは、人間だぞ❗ はなせぇ。きみたちに捕まる覚えはない。』
マーダー捜査官
『スリラー捜査官。ほら、早く。捕まえたろ。』
スリラー捜査官
『マーダー。これは、なに? 共食いしてる。』
マーダー捜査官
『古代生物さ。人類だよ。』
スリラー捜査官
『まさか。これは、じぶんが人間だと信じている、人間変性症の患者よ。だって、どうみても、ごきじゃない。』
マーダー捜査官
『あや! おかしいな。いや、さっきは、たしかに、謎の地球人類だった。ぼくは、みたんだ。こいつは、変身できるんだ。』
スリラー捜査官
『ありえないわ。地球人類は、一万年前に絶滅しているのよ。戦争して殺しあったから、わずかなデータしか残ってないわ。ただし、強烈だけどね。』
マーダー捜査官
『生き残りがいたんだ。長い月日の間に、きっと、擬態能力を備えたんだ。もはや、怪物さ。こいつは、間違いなく、人類だ。』
怪物
『あのね。ぼくは、怪物じゃない。昨晩、宇宙船で帰ってきたんだ。地球人だ。たしかに、人類だよ。合ってるよ。』
スリラー捜査官
『あんなこと言ってるわ。』
マーダー捜査官
『まさか! 宇宙生物か!』
怪物
『やややや? なんと、ここさは、ごきの惑星か? なんで、ぼくは、ごきになってる?』
マーダー捜査官
『基地に収容して、良く調べよう。』
捜査官たちは、謎のごき一体を逮捕した。
🦗🦗🦗🦗🦗
宇宙船アーニーさん
『あらあ。シンヤーマさん。捕まったよ。まずいな。しかも、巨大なごきになっておりますが。たぶん、あの、ごきを食糧にしたのが、まずかったのだ。ごきといっても、あれは、既知のものではない。未知の知的生命体だ。やはり、ここは、我が地球ではないな。そっくりだが、どこかで、異宇宙に入り込んだに違いない。あの、重力変異を感じたときだな。まずいべな。どうするか。こういう時は、行動指針を確認すべし。えと。まず、船長および、乗員の救出を目指すべし。乗員は、船長だけだ。しかし、あれは、いまや、船長さんなのか? しばらくは、偵察してみよう。』
アーニーさん、ミニ偵察機を飛ばす。
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