ハサウェイとボク~白狼神話~

をりあゆうすけ

あらすじ(第13回角川つばさ文庫小説賞用)

【注意】物語全体のあらすじです。

 ネタバレからオチまで全て含まれていますので、読み飛ばして頂いて構いません。



 犬と会話ができるハルト(小5)と飼い犬ハサウェイは兄弟のような間柄。夏休みに祖母宅へ。山を探索中、 白獣に襲われハルトは崖から落ちる。必死に探すハサウェイは、白狼の精霊と気を失った兄に遭遇。

 前日、お使いを頼まれ商店街に向かう途中、気弱な犬が双子犬に絡まれていた。正義感の強いハルトは助けに入る。双子犬とハサウェイは戦い、見事勝利!友情を育む。ハルトはそこで狼生存説を知り、登山を決意。商店街でハサウェイはフォンダ(雌)に出会い恋をする。ハルトは幼なじみの巫女みこ 陽菜ひなと再会。その夜ハサウェイは誘われた犬の集会へ行き、ボスとの勝負で辛勝。同刻ハルトは2頭の化狼に襲われるが、青い炎が体に宿り撃退!

 一難去るも、仲間が3頭の狼に襲撃を受ける。ハサウェイと仲間達は全てを知る為、再び山へ行く事に。弟は兄を危険に晒したくない為、邪魔者扱いをした上、牙を剥いてしまう。後に仲直りした兄弟は仲間達と山へ。初っ端から元凶白鹿の邪神天迦久神アメノカクに遭遇!全滅の危機も、ハルトの青い炎とフォンダの機転により川から脱出するが、滝から落ちてしまう。気が付くと、狼達の住むユートピアにいた。そこは陽菜一族の結界と白狼の精霊大神様おおかみさまによって守られていた。遂に邪神と最終決戦が始まった。ハルトは日本武尊命ヤマトタケルノミコトの生まれ変わりだった!覚醒する前に始末しようと邪神に狙われていたのだった。ミコトの眷属けんぞく大神様の犠牲でハルトは覚醒!ハサウェイは自分が何者でもない事に塞ぎ込むが、実はミコトの武器 草薙くさなぎつるぎの生まれ変わりだった!兄弟はひとつとなり、邪神を勾玉まがたまに封印した!大神様はミコトの神力で子狼となり復活。元に戻ったふたりは、残りの夏休みを仲間達と荒れ果てたユートピアを復元に。全国にいる邪神の封印と神器の回収という使命が出来た兄弟。仲間達との再会を約束し下山。ふたりは、改めて感じていた。ボクらは、絆というリードで繋がれていると。

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