第11話 1歩手前

あの後 。白宮とは別れた。

でも、大晴とも戻らなかった。


あれだけ好きだったけど、あえて終わりにした。


なぜなら、数人と関係を持って溢れてくる、不安やわがままをその適当な人達にぶつけて押し殺していた。


―――半月後のある日、僕は大晴の上にいた。


大晴が果てようが、吹こうがやめない。



「大晴……ごめんね…大晴……」


―――――――――――――――――――――。


また僕は大晴の隣で慰めてた。

すると、大晴は少し目を開けて僕にキスした。


僕の手を払って、、、。


「大晴…嬉しい…」

「お前、なんで俺と戻らない?」


大晴が寸前で手を止めた。


「…いいの。大晴は自由でいい。」


強引に大晴の手で果てた。


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