日記
天川裕司
日記
タイトル:日記
私は日記をつけるのが趣味。
毎日、日記を書いて今日あった出来事、
それとこんな事があったらいいなぁ…
なんて思うことを書いたりもした。
そんなある日から、私の部屋では超常現象が起こるようになった。
まぁ別に大した事はないけど、
日記を書いている私の後ろで
何か人の気配がし始めるのだ。
今日は見知らぬ男の子が遊んでた。
女の子も連れてきたりして、楽しそうにヒソヒソ
しゃべったりしてる。
でも2人とも、この世のものではない。
それは直感でよくわかっていたが、
私は友達が誰もいないので
そんな2人の仲でも少し羨ましく思っちゃった。
振り向くと消えるので、なるべく私は振り向かないようにしていた。
そんな中、私はまた日記に
「こんなことがあったらいいなぁ」
と言うのを書いた。
「棚から出てくるお化け」なんて題名をつけ、
思うことをそのまま書いた。
すると机の横にある棚がガタガタ揺れ始め、
来るかなぁと思った。
でも書き損じがあり、私はその「棚から出てくるお化け」のストーリーの最初のところを直していた。
すると棚からバタン!といった感じで飛び出してきた
中年のおっちゃんのようなお化けは、
「あごめん、ちょっと待って…」
と言ってまた引っ込んだ。
棚奥から「出かた間違えた」と小さく聞こえた。
「こんなことってあるんだ」
なんて私は心の中で密かに思った。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=ojoj8Ehm3HU&t=16s
日記 天川裕司 @tenkawayuji
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