屋上クエスト!
桜田かける
貴方
『屋上クエスト!』
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貴方は数々の**を乗り越え、ようやくラストダンジョンに辿り着きました。終わりは近いです。
ラストダンジョン『学校』
『1階』
一階の敵は少々面倒でしたが、戦うことなく会話によってなんとか騙すことに成功。無駄な時間をかけることなく、2階に行くことができました。
『2階』
一階の敵がうじゃうじゃといましたが、隠れながら移動することにより無駄な時間を消費せずに進めました。
『3階』
貴方は屋上に向けて歩みを進めます。全てを終わらせるために。
「はぁ……もう少し。もう少しだ」
あなたはその言葉を何度も口にしました。
この旅もようやく終わりを迎えるのです。あなたは人生で一番の喜びを噛み締めます。しかし油断はできません。邪魔な敵はまだまだいるのですから。
『他人があらわれた!』
あなたは他人に対して攻撃を行いました。
「邪魔をしないで」
『他人に10のダメージ!』
『他人の攻撃!』
「まだ引き返せる!」
『あなたに10のダメージ!』
しかし貴方にとって他人など、敵ではありません。
貴方はあの日々を思い出しました。
『他人に8181ダメージ!』
他人は黙りました。
推進値10を入手しました。
『早く……早く行かなきゃ』
彼女のLvが減りました。
彼女の素早さが強化されました。
彼女のHpが強化されました。
彼女のMpが強化されました。
貴方はどんどん進んでいきます。
曲がり角を曲がるとその少し先ではハートとハートが争っていました。
片方のハートが貴方の進む道にはみ出しており、邪魔だったので、貴方ははみ出しているハートを蹴飛ばしました。
『XXX気持ちは無くなりました』
彼女のHpが強化されました。
彼女の素早さが強化されました。
貴方は無事に屋上の階段まで辿り着きました。
しかし、そこにはボスがいました。
『親(幻影)があらわれた!』
『親(幻影)の先制攻撃!貴方に語りかけてくる!』
「あんたを産んだ時、私はこの世で1番嬉しかったよ。だからその冒険はやめて家に帰ろう?あんたはその旅をする必要はないのよ」
しかし貴方の記憶が親(幻影)の語りを妨害する。
『貴方には効果がなかった』
『貴方の攻撃!』
『あんたは親じゃない』
『親(幻影)に20020002ダメージ!』
親(幻影)は崩れた。
貴方は推進値100を入手しました。
彼女のLvが大幅に減りました。
彼女のHpが大幅に強化されました。
彼女のMpが大幅に強化されました。
彼女の素早さが弱化されました。
貴方は屋上の扉を開けます。
貴方はついに、屋上に辿り着きました。
貴方を足止めするかのように強風が吹いています。
しかし所詮は屋上に吹く程度の風。貴方の歩みを止める程度には至りません。
やっと貴方の旅も終わりを迎えることができます。
しかしそれを阻む者が現れました。
『私が現れました』
『貴方の攻撃!』
『どいて』
『私に102503151807ダメージ!』
『私が怯んだ!』
『私は怯んでいる』
『貴方の攻撃!』
『あんたなんて——————!!!!!』
『私にクリティカルヒット!』
『私はその場で崩れた』
貴方の旅はようやく終えることができました。
夕陽を眺めて貴方の旅は終わりを迎えたのです。
『屋上クエスト!』
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