まずは駄目だった作品
『星々』という雑誌に応募した落選作品。
お題は「舟」
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あまりにも体がやわらかく三年経っても足が立たない。そんな私を両親は葦葉の舟に乗せて大海に流した。ぐにゃぐにゃの体で葦葉にへばりつき波に揺られた。ざぷんざぷん。葦舟は私を運んだ。生まれた島はもう遠い。一体私の何がいけなかったのか。海に聞いても空に聞いても首を振るばかり。
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元ネタは水蛭子。
他の人のネタ被り作品で、
最後の一行にひねりを加えた作品が通過していました。
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