第7話 読まれ易い作品と読まれ難い作品.....
どれだけ良い作品を書いたとしても手にとってもらえないと
継続して読んでもらえません
ではどんな作品なら読んでもらえるのでしょうか?
先ずは自分が読むとして考えてみて下さい
中には説明書みたいなものを熟読してからの方がすっきりするって方も居るでしょうが多分それはマイノリティーな部類に入ると思います
(筆者もどちらかと言えばそっちなんですがw)
大体のアニメや漫画を見れば判ると思いますが最初にバーンと何かがあって
そこから少し前に戻ったり徐々に説明が入ったりとしますよね?
前の話で最近の音楽はイントロが無いって話をしましたが
それは最近の選び方に起因するそうです
最近だと曲の冒頭を少し聞いて次へを繰り返して自分が気に入った曲を選ぶ傾向が多いらしくイントロがあると曲の雰囲気が判り難くスキップされてしまいやすいと言うことでイントロを無くしていきなりサビや曲が始まる風に変化してきたそうです
これは小説や漫画でも同じじゃないでしょうか?
筆者も読む際に冒頭の方を読んで面白いと思った方を先に読み始めるのが多いです
そして面白いって思うと言うか続きが気になって読み進めるのは謎?不思議?
これってどうなってるの?とか続きどうなるの?とかがあると一気に読み進めます
つまり最初に説明とかが多いと中々進みにくい訳ですよね?
(自分でも好みと矛盾してると思いますw)
改めて考えてみると最初に興味を持ったから説明書を読んでみようと思う訳ですね
と言うわけで作者としては相手に判り易いように説明とかしたい衝動は多いでしょうがそこをグッとこらえ序盤は注意を引く展開にしある程度まではテンポ良く少しずつ展開をしてある程度まで進めてから色々捕捉等説明をするのが読まれ易い作品になるのでしょう
さてここで問題です
似たような作品であれば手にとって貰えないかもしれないからと奇をてらった設定にしてしまうと話が続かなかったりします
でも同じだと手にとって貰えないかもしれませんよね
なのでここで大事なのが見せ方となります
設定はありきたりであっても見せ方アプローチ次第では他とは違う作品になると思います
そして大事なのは思いっきり振り切りましょう
自分で思ってる表現の具合ってのは他人から見れば気づきにくい場合が多いです
これは芝居でもなんでも同じですが判り易く例えれば姿見の前で自分が思ってる動きをしてみれば判ると思います
自分がこれぐらい動かしたら違うだろうと思った動きってあんまり動いてなく他人や遠距離から見れば違いが判りにくかったりします
なので最初に書き出す部分でインパクトがある作品を心がけると読まれ易いかもしれません
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