第5話 検証

 僕ね、普通はもっと修行ターンって1章使うくらいの勢いで話が進む感じなのに僕はなんでなろう系主人公みたいな道を進んでるんだろうね?


 まぁ戦うことなく平和に暮らすのが僕の目標だからそれを、邪魔してくるなら逃げて逃げて逃げまくろう。


 なろう系主人公だろうと、僕はテンプレやフラグを建てることなく神獣の森へ行くつもりだからね…理由?人に会いたくないからだよっとそんなことを考えている内に日が暮れてきたね、野営の準備を始めようか。


「ってなんでまた、一人語りしてんのよ!私と会話してよ!」


「なんかさぁメリアってキャラが固定されてなくて感情が変わる事に人が変わるよね?」


「そんなことないですぅ」

 はぁ、まぁこんな感じで2人で野営の準備を終えて夕食も食べ終わったところでまたメリアがなんか言ってくる。


「ねぇレイって街へ行こうと思わないの?」


「そうだね、今のところ人と関わると変なテンプレに巻き込まれそうだしやめておくつもりだよ」

 まぁテンプレがどうとか関係なく、神獣の森に着くまでは人に会わないようにしようと思っている。


 それと、メリアがうるさいってことを除けば快適な旅だと思っている。

 てことで、この方を呼びました。


「レイ君どうしたんだい?」

 そう、メリアの父親であり創造神です。

 この世界には5柱の神がいて、

 豊穣の女神、大地の女神、海神、天神

 そして、創造神だ。


 余談はここまで、それで事情を説明すると


「レイ君ごめんね、僕の方でもそろそろ連れて帰るつもりだったんだ。まぁ君からの連絡だしあまり気にしないでほしい。」


 ・ ・ ・


「ちょっと待てぇい!私帰りたくないんですけど?」


 こうして、創造神おじさんがメリアを連れて帰ってくれた。

 ふぅ、これでようやく楽ができる。



 何かなぁ、暇なのも嫌なんだよなぁ。

 てことで次の日。


 よし、今日は色彩の検証をしましょうか。

 まずはこれ、ただの石です。

 これを灰色から黒に帰るとぉただの石ころから、衝撃を与えると半径10メートルにある全ての物を吸収して無に返すという物騒なものが出来ました。名前は無石むせきうん

 そのままだね。


 なぜ僕が鑑定できるかって?それはおじさんが、メリアの件のお詫びと言ってブレスレットを付けていると鑑定スキルを使えるという凄い効果を付与してくれた。

 まぁブレスレットを外す機会もない為スキルが2つあるという人外になりましたね。


 この石は、とりあえず持っておこう。ブレスレットに近づけると、赤い石に吸収された。


 そう、あの人これは必須だねとか言ってアイテムボックスまで付けたんですこれで人外への2歩目ですね。

 これを使うと任意に取り出したいものを、取り出して、出し入れできる。

 ちなみに容量はわからん、おじさんが言うには「いくらでも入る」との事神の言ういくらでもとか怖いよね。


 まぁ、そんなこと気にせず使いますけどね。


 この石を使ってこそ検証、そう思いますよね?虚無に向かって僕は話しかける。


「おい、ガキ俺たちと着いてこい」


 とうとう来ました、盗賊です。

 この石を投げます、消えます。


「怖いね、しかも何個か作ろうと思ったけれど色は同じでも効果が変わるんですよ?無石も何個か出来ましたけど、他にもできたんですよ。」

 封石ふうせき

 これの所有者が敵と認識した相手の全ての行動を封じる。


 洗脳石せんのうせき

 任意の相手が自分よりも弱ければ、この石の所有者の物となる。


 うん、怖いね。

 とりあえずできたのはこの3つなんだ。


 盗賊達は人数が多かったようで、こちらに何人か向かってくる。


 ここで出番です、洗脳石


 はい、これを投げると石が消えて数名の盗賊の目から光が消えてボーっとしているみたいですね。

 僕ってスキルが幾つもあるからそれもあって僕の方が強いって事になったのかな?

 いや、しようと思えばなんでも作れるこの色彩が普通に強いから、子供という弱点を覆すほど強いという事だろう。


 早速…

「君たちのアジトに案内して」


 そう命令すると、アジトに案内された。


 よくある洞窟のような形をしていて、見張りもいる、見張りを封石で封じて、アジトの中に入り次々と封石で動きを封じた。


 盗賊ってもっと荒れてて女の人が捕まってるみたいな偏見があったけれど、あるのはお宝だけみたいでお宝だけ手に入れてその場を離れた。


 洞窟から離れて、神獣の森へとまた進む。



 あとがき

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