第154話 クソでかゴブリンの事で1つ気になっていることがある。
クソでかゴブリンの事で1つ気になっていることがある。何でカラフルだったのかということだ。あの魔道具の魔法陣を見る限り、カラフルになる要素は何処にもなかったのだが?と思って魔道具をチェックしたところ、原因は簡単に分かった。
緑の個体以外には色がつくように魔法陣が描き込んであった。各色ごとにゴブリン強化の魔法陣にはちょっとした変化があったので、魔法陣のどの部分がどう作用しているのか調べてたんだと思う。その過程を記録する際に分かりやすくするために色を変えてたんだろう。
ではそれを観測していた人物があの森に居たのだろうか?多分答えはノーだ。
魔道具にはゴブリンを操るような効果は無かった。ゴブリンはかなりの大きさだったし、あんなのに暴れられたら並みの人間では対処は難しいと思う。多分ある程度まで成長過程を観測した後あの森に放置したんじゃないかな?ペットを捨てるのは犯罪だぞ!この国にそんな法律多分ないけど。
まぁ、俺は探偵でも警察でも無いし、これ以上俺が考えても仕方ない。王家が調査に乗り出すみたいな事を言っていたし後はそちらに任せよう。
結婚式までに俺がやる事は大体終わってるし、時間も少しできたので例の魔道コンロでも作って遊んでみる。
この世界の料理人は意外と料理に魔法を使う人間が少ない。俺が知っているのはオリビエ先生のお母さんがパンを焼くときに魔法を使っているという事だけだ。
何故かと思って調べたら理由は直ぐに分かった。料理人の殆どが平民だからだ。そもそも魔法が使える人間が少ないのだ。平民で魔法が使える人間の多くは冒険者とかだから料理に使おうなんて発想に至りにくいのかも知れない。
じゃあどうしているのか、ウチだと火球玉を使って火おこし、そこからはかなりアナログらしい。火球玉はライター代わりの様だ。平民だと火球玉は裕福な家庭でしか手に入らないので種火を消さないように頑張っているのだとか。不便すぎる。
とりあえず火球玉の魔法陣を改造して小さな火が円形状に点くようにして、それを維持できるようにした。流す魔力の量を微調整しながら料理をするのは結構難しそうなので火の大きさはレバーで調整出来るようにする。といっても流れる魔力量を調整する為のレバーなので魔力量の節約とかにはならない。弱火でも強火でもガス代は一緒みたいな?うわ、なんか嫌だな。
後は素材をゴーレム魔法で成形して、本体と五徳などを作って完成。
……いや完成してしまったが?
あまり遊べなかったな。いっそロボット型コンロでも作るか?……どんなだよ。やめておこう。
コンロが一口だと大変そうだからもう2つぐらい作ろうかな。多分魔力的には10口同時に使おうが大した消費にはならないし。
ついでに魔道蛇口でも作ろうかな。魔法で生成した水は飲めなし料理にも使えないいけど皿洗いには使えるし。……ん?だったら食洗器の方がいいな。よ~し、食洗器作って遊ぼっと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます