「太陽がメインで、大空が背景」という固定観念への脱構築。大空を見ようと思っても、直射日光に遮られ、限られた部分の空しか見えない。このときは太陽=邪魔者ですからね。
ぎらるりん。近藤真彦(ギンギラギンにさりげなく)と中原中也(謎めいた擬音の使い手)を足して割った感じですね。
実存系・ポストモダン系の哲学者が「勝手に専門用語を作り過ぎている問題」はありますが。造語の語感で、読者に「強烈な違和感」を与えるのも、歌人の才覚だと思います。
作者からの返信
ぎらるりん、は
中原中也は意識していませんでしたが、
好きな詩人なので、自然と真似ていたのかも。
オノマトペは
今後も新たなものを開発していきたいなと
思っています。
「陽は大空の死角めく」アルファワールドはこんな鋭い発見でいっぱいですね!
でも、「ぎらるりん」はちょっぴり恥ずかしい??
作者からの返信
「ぎらるりん」の
オノマトペのナンセンス感と、
「陽は大空の死角めく」の
箴言のようなフレーズで、
バランスが取れていると思いますが。