各話おまけ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ささやかですが、お礼の気持ちをこめて各話のおまけトークを載せておきます。

楽しんでいただけたら幸いです。




1話おまけ

「トーカ。ただいま」

「おかえり、ヒスイ。なんだか楽しそうだね」

「仕事で面白いヤツに会ったんだ。また会えるといいな」

「そうか。お前がそう思うなら、きっとまた会えるさ」



2話おまけ

「リンドさん。七色キャンディってアメイト駅でしか売ってないんですか?」

「そうよ。だからお土産として人気なのよ」

「色んなトコでお店出せばいいのに」

「そうしないのが商売のコツなんでしょ」



3話おまけ

「トルクさん。この部署って他に人いないんですか?」

「ヘイルっていうヤツがいるんだけど、今入院中なんだ」

「え⁉︎任務で負傷してとかですか⁉︎」

「いや、階段で転んで骨折した」

「………軍人ですよね、その人」



4話おまけ

「シキさんはずっと諜報部所属なんですか?」

「ああ。新人で入ってからずっとだね」

「諜報部に入る適性って何かあるんですか?」

「そうだねぇ。嘘をつくのがうまいとかかね」

「う〜ん。俺は一生入れなさそうですね」



5話おまけ

「ソラ君は本当に幼馴染の子のことが大切なんだねぇ」

「はい!とても尊敬してるし大好きなんです!」

「子供の頃や若い頃にできた友人は宝だよ。大切にしなさい」

「はい!」

『隊長にもそんな人がいるのかな?』



6話おまけ

「もう!やっぱりトキさんの罠だったよ!トーカが全部押し付けるから!」

「やっぱりか。行かなくて良かった」

「何なに?トーカが苦手なヤツがいるのか?俺、会いたい!」

「「ヒスイ(くん)はダメ!」」

「………どんなヤバいヤツなんだよ」



7話おまけ

「少佐。ソラ君はこのあとどうすると思います?」

「さあね。ルリ君に辿り着こうと思えばまだ道はあるが」

「茨の道ですからね。ソラ君は素直そうだし、あまりこちらには来てほしくないです」

「だが彼のような人間が、意外と大きな変化をもたらすかもしれないぞ」



8話おまけ

「クレナさん!俺、強くなりたいです!」

「お。やる気だね。じゃあパトロール終わったら一緒に筋トレするか」

「はい!クレナさんみたいにムキムキになって頼りがいのあるヤツになります!」

「ソラの一生懸命なところは十分頼り甲斐があるよ」



9話おまけ

「トーカ。誰が反抗期だって?」

「あらやだ。聞こえてた?」

「俺はもう18だぞ。そんな子供っぽいことしない」

「はいはい。そうだね」

『年齢を気にしてる時点で十分子供だけどなぁ』



10話おまけ

「ルリ様ってカッコいいですね!」

「そ……そうか?」

「はい!キリッとしてて頭も良くて優しくて、憧れます!」

「そうか。ありがとう」


「………昔は素直にありがとうって言えたのにな」



11話おまけ

「グライさんの部下はみんな大きくて逞しいですね」

「ヒスイくんもそのうち大きくなりますよ」

「………そうかな。全然背が伸びないんだけど」

「グリーズも背が伸びないと悩んでました。毎日たくさん食べて動いて寝てるんですがね」

「あいつの場合は全部筋肉にいってるんじゃないですか」



12話おまけ

「ミリッサさん。マイトさん。なんですか、ニヤニヤと」

「いや、ルリ君もまだ19歳の子供なんだなと思ってな」

「ソラ君といると普通の青年になるんだね」

「………ほっといてください」



13話おまけ

「ヒスイ君はヤドに守られたことがあるんだよね」

「うん。あるよ。どうしたの、ルリ。何かこの力に頼りたい事でもできた?」

「いや。君の重荷をこれ以上増やしたくはないよ」

「………でも優しさを感じることもあるんだよ」

『………ああ。この人には力を使わせたくないな。絶対に』



14話おまけ

「あら。ソラ。お散歩?」

「ヒワさん。カナリさん。はい。公園でのんびりしてました。お2人はパトロールですか?」

「ああ。ソラはどうせこの後いつものお菓子屋に行くんだろ」

「あ。そうですね。寄って帰ろうかな」

「あんまり食べ過ぎちゃダメよ」



15話おまけ

「おかえり。コトラ君」

「ソアラさん。しばらく留守にしてしまってすみません」

「いいよ。久しぶりにお父上と話ができたんだろう」

「はい」

「うん。いい顔だ。さあ、子供達が待ってるよ。行こうか」



16話おまけ

「アサギに無事にメッセージ届いたかなぁ」

「うちのラボが作った物だぞ。間違いなく届いてる」

「落ち着いて聞いてるといいんだが」

「ロウさんがついてるから大丈夫だろう」


「「ああ、心配だ」」


「………お前達、実はよく似てるんだな」



17話おまけ

「ボールの数はこれくらいがいいかな?」

「最初はやっぱりノリさんの接着剤だろ」

「上から虫が降ってくる?最高!採用!」


「みんな生き生きしてますね」

「………君達は今から進退をかけたストライキを起こすんだよね?」



18話おまけ

「ソラは初めて会った時、なんで俺を助けようとしたんだ?」

「そりゃ、車に連れ込まれる所を目撃したら助けるだろ!ましてや俺は軍人だし!」

「あっけなくやられてたけどな」

「う……それは………」

「ははは。でも嬉しかったよ。ありがとう」

「………どういたしまして」



19話おまけ

「クレナ君はレッド」

「はい!」

「ヒワ君はグリーン」

「はい」

「リンド君はバイオレット」

「了解です」

「カナリ君はイエロー」

「了解っす!」

「ソラ君はブルー」

「わかりました!」

「で、私はピンクと。これでコードネームは決まったね」


『『『『………必要なのかな、これ』』』』



20話おまけ

「そろそろ帰る。楽しい祭りだったぞ、ソラ」

「ルリはジュース飲んで喋ってただけだったけどな」

「またいつでも呼んでよ。アイデアが浮かんで止まらないや」

「アサギは研究ばっかしてないで、ちゃんと睡眠取れよ」


「「「じゃあ、またな」」」




では、また第三部でお会いしましょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

10 -第ニ部- ヒツジ @houboku-hituji

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ