正義の記録日記

語彙力は海に投げ捨るモノ。

第1話「寿命を奪う悪」

ー墓場ー


スタスタスター。


「俺は悪を裁く…全ての悪を裁くのだ…!!」


サァアア…。


悪の匂いがする!!!!!!


「おれっちの"役目"は終わりっすよ…(手を合わせる)」


コイツか!!!!


「見つけた悪!!!!」

「はぁ?おれっち、ただの旅人っすよ?」

「嘘!!!!寿命を奪う悪だろうが!!!」

「…ふん。こっちの"事情"を知らないくせに。」  


「正義の鉄槌を下す!!!」


「ちょっ、話を!!」


ザシュツ!!!!!


「次の悪も裁かれるべき悪…。」


続く。




……。


「……ねぇ、どうして…お前さん…首が…?」


……。


「…此方こなた此方こなたのせいだ…。」


……。


「…此方こなたの世界は"ブラザン・ガザンド"によって、滅ぼされるの…力不足…なの…人類滅亡は変わらないの…だから、お前さんたちの結末の死を…だから、安らかな死を…安らかな死を…一筋縄ひとすじなわ けん。」


…ごめん…なさい…スィ様…。



終。


「不完成な魔法は、世界を巻き込む魔法。」


「一筋縄 剣(ひとすじなわ けん)」は5歳のとき、夢の中に出てきたこの世界の作った神だと名乗る人と出会い、ある約束をした。幼いながら、彼はこの世界に対して危機感を持っていた。新たな魔法を作った彼は、それを広めるため、果てしない旅に出る物語。

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