第3話〜科学の力ってすげー!〜
翌朝、結局まだこの部屋を出られそうにないので魔法について学ぶことにした
ただエルダさんは色々と忙しいみたいなので代わりに孫のソフィアさんが来た
「初めまして、エルダお婆様の孫のソフィアです」
「初めまして、西川大和です」
正直かなり緊張した、現実世界でも薫以外の女子とは基本話さなかったし
「ふふっ、今日は魔法について教えに来たのはご存知ですか?」
「はっはい、エルダさんから聞いてます」
「では早速始めましょうか、まずは魔法とは何かから……」
ソフィアさんによると、この世界のあらゆるところに魔素と呼ばれるものがあって魔法とはそれを介して望む事象を世界に実現する技らしい
ただ、誰でも出来るわけではなく、魔素との親和性が一定以上ないと魔素を知覚できず魔法が使えないそう、ちなみに長耳族はこの世界の種族の中でも親和性は一番大きいらしい
一般的に頭で考えることを魔素に伝達し魔素が世界に干渉するそう、ただこの過程で事象の規模が大きければ大きいほど精神力を消耗するそうで実質的に精神力の限界が魔法で起こせる事象の限界らしい
例外は生命維持らしいがどういう事だ?
「生物は皆等しく生存本能があります。その本能が魔素を介して我々の体を活性化させているんです」
どうやら魔素との親和性が高ければ高いほど体が活性化され力が強くなったり病気に罹りにくくなったりさらには寿命が伸びるらしい、ちなみに長耳族は最低でも1000年以上は生きるらしい
「じゃあ俺の魔法って何だったの?」
「大和さんの場合魔素をそのまま使った魔力エネルギーをあれだけ放射してたので…」
詳しく聞いてみると、俺が放ったレーザーは魔素の集合体である魔力エネルギーで魔法以上に使うにが難しいらしい、だから俺の親和性は異次元らしい
あれ?俺の寿命って……
「うーん?とりあえず僕にも魔法は使えるって事でいい?」
「ええ、まあ親和性が高ければ精神力の消費も少ないので問題ないと思います」
「んじゃ早速使ってみてもいい?」
「一応室内なので、この桶に水を出す感じでお願いします」
よし!では早速、えーとこれが魔素で、これに水を…水…みず…H₂O…あっ出た!
「大和さん!ストップーーーーー!」
「え?うわーーー!」
正直こうなるとは誰も思ってなかっただろう
僕の魔法一つで長耳族の集落は半壊してしまった
そうあのあとダムが決壊した様な勢いで僕が出した水は集落中を流して行った
幸い耳長族自慢の身体のおかげで死傷者は出なかったものの家は壊れ畑はぐちゃぐちゃに
ああもう
「どうしてこうなったーーーーー!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【魔法について】
もちろん質量とかエネルギーとか運動量は保存されるとは限りません
だってファンタジーだもの…
個人的に魔法はハリーポ○ターみたいな感じが好きなので
メインは銃などの兵器
魔法は秘密部隊みたいな構想中です
ご覧頂きありがとうございます
作者のモチベーションになりますので、
ぜひフォローと☆評価をお願いします
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます