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  •  ミステリファンです、楽しく読ませていただいております。
     新本格と『黄色い部屋はいかに改装されたか?』の関係の分析も楽しみにしております。


  • 編集済

    人間が描けていない。
    その言葉を発した人が求めていたのは、感情の起伏や人間くさい非論理的なものを指していたのでしょうね。
    そこを、論理的思考をすることも人間の一面であるとされる、ニシン様のお考え、とても分かりやすい言葉で書かれていて、論理的でした!😊

    森博嗣だったかな?
    殺人の動機は必要ない。
    あるのは、論理的思考のみ、というミステリー作家さんですよね。
    工学専門の方なので、考え方も論理的です。

    人間とは、非論理的で、論理的でもある、生物の中で矛盾だらけの生き物。
    完璧なトリックに近づけば近づくほど、そこまで論理的な考えと行動が果たして人間に可能なのか?という疑問も沸きます。
    ただ、それでもミステリーはフィクションだから面白いのですよねぇ。

    作者からの返信

    森博嗣先生らしい考え方ですね。
    そう、論理的でありたいのに論理的になり切れない人間、あるいは徹底的に論理的にあろうとするがゆえに苦悩する人間。それが本格ミステリには描かれている気がするんですよね。

  • 「人間が描けていない」という表現が使われるとき、十中八九は「人間の心の機微」を指しているが、それは人間の一側面にすぎない。

    「論理的な思考を備えている」という別の側面があり、その人間特有の行為を追求するのが本格ミステリである。

    そう理解しました。とても腑に落ちる論考でした‼

    作者からの返信

    その通りです。ありがとうございます!

  •  「本格ミステリは人間が書けていないか」。に対する解説、めっちゃ判りやすかったです。論理が綺麗に整頓されていて、ああ、だから小野ニシン様はあのような本格ミステリを書けるんだな、と思わされました。
     次回も楽しみにしています!

    作者からの返信

    毎度ありがとうございます!