タイトル[機械だから心も無ければ魂も無いだが]

絶望を超越するもの

タイトル[機械だから心も無ければ魂も無いだが]

壊れている城の跡地で一人の魔王な様な男と

一人の人型のガッツリ機械の存在が対峙していた。


「最後に残ったのはお前か、人類は全て滅びて一人の機械が残った

お前はもう諦めやしないか?、この私に勝つことはできない

せいぜいお前は私によって魔族の楽園が作られるのを眺めていろ」


「ワタシハアキラメハシナイ、オマエハモウゲンカイノハズ

ソシテオマエノチカラハイキモノヲコロスタメノチカラ

コノキカイデアルワタシトノアイショウハサイアク

ナラホンノワズカダガイチパセントニモミタナイガカノウセイハアル」


「そうかなら心も無ければ魂も無い

機械は天国にも地獄にも生きず無惨に壊れろ!」


「ワレオモウユエニワレアリダ!」


そう言って二人はお互いに向かって走り出した。


「はぁ!」


「ウォ!」


そう言って魔王は蹴りを繰り出して

それを機械は避けてカウンターを仕掛けるが

それは魔王が仕掛けた罠であり魔王はそれに

対してカウンターを行って機械の左腕を破壊した。


「かぁ!」


「チャァ!?」


そう言って魔王は蹴りを繰り出して

それを機械は避けずに自分の足を

犠牲にする事で両方の左足は壊れた。


「ファガ!」


「グキャア!」


そう言って魔王は蹴りを繰り出して

それを機械は避けずに自分の足を

犠牲にする事で破壊することを狙ったが

魔王は軌道を変えて避けながら機械の右腕を狙ってきたが

それを完全に読んでいた機械はカウンターを仕掛けたて

足の破壊を狙ったがそれをギリギリで魔王は右腕を犠牲にして防いだ。


「しゃあぁ!」


「ハダァ!」


そう言って魔王は蹴りを繰り出して

それを機械は避けずに自分の足を

犠牲にする事で破壊することを狙ったが

魔王は軌道を変えて避けながら機械の核を狙ってきたが

それを完全に読んでいた機械はカウンターを仕掛けたが

当然魔王もそれを読んでいてそのカウンターを

そのまますり抜けて核の破壊を狙うが機械は

その攻撃を無視して魔王の心臓を狙うと魔王は

それを心臓から僅かにずらしながら攻撃を続けたが

それによって機械の体に穴をあけたが核には僅かに当たらなかった。


「………………………………」


「………………………………」


そして僅かに先に機械が動いて拳を繰り出して

それを魔王は避けずに機械の核に向かって蹴りを繰り出した

そして攻撃は交差してお互いに核を心臓を貫いた。


「この私が最後に失敗したか」


「オマエノオハコハタイニンゲンヨウノワザダガソレヲ

オウヨウシテコノワタシニクラワセヨウトシタヨウダガシッパイシタナ」


「しかしこの世界には何も残らなかった

何も続きはしなかった、こんな結末でお前は満足なのか?」


「ツヅクサソレハニンゲンデモマゾクデモキカイデマナイソンザイガ

ツナイデイクンダ、オマエノテイタイノシアワセトハチガッテナ!」


「そうかよそれは心を持った考えだ」


そう言って二人は息絶えて終わった世界が残った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

タイトル[機械だから心も無ければ魂も無いだが] 絶望を超越するもの @qwertyuiop10025252

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ