白煙の壊滅
わらびもち
第1節:鳳凰編
第1話 マフィア組織【秋桜】
俺の名前は
東京都南乃花区を拠点にしているマフィアのボスだ
この南乃花区は今から100年前、世界的に見ても強い力を持っていたマフィア組織が置かれていたことで有名だ
俺がボスをしている
この組織には構成員が僅か50人程度しか居ない
他のマフィアの構成員が約800人は居るのに対して50人
だが一人一人が鍛え上げられており、800人程度のマフィアなら単騎で潰せるメンバーも居る
凪砂「よし、今日の仕事終わり」
俺は一通りの書類などの仕事を終わらせ、部屋を出た
部屋を出ると構成員と出会った
優太「お疲れなぎさん」
秋桜組の一般構成員
銃を扱う強い人
凪砂「優太~、今日の任務なんだっけ?」
優太「なぎさんは~そうですね」
優太は秋桜組に支給される連絡及び任務確認時計を確認し、俺に任務内容を伝える
優太「なぎさん今日ヤクザとの取引ですよ、大丈夫ですか?」
凪砂「行ける行ける、俺をなんだと思ってるんだい☆」
凪砂は余裕をぶっこきながらその場を後にし、構成員が日替わりで飯を作っている食堂へ向かった
凪砂「今日の当番は~…お!当たり!」
紅羽「良かったじゃねぇか」
秋桜組最高幹部
刀を振り回して相手を容赦なく殺すタイプの人間
秋桜組で1番飯を作るのが上手い
凪砂「紅羽の作るご飯がいちばん美味い!」
俺は運ばれてきた生姜焼き定食を頬張りながらスマホを開く
すると同時にカイルスと言う連絡用ソフトに
爽弧から連絡が来る
ーーーーーーーー
爽弧「凪、敵襲」
ーーーーーーーー
爽弧からはその一言だけだった
秋桜組最高幹部
紅羽のバディ
多種多様な銃を使う、何故か何処に居ても99%の確率で当ててくる
秋桜組で1番料理がマズイ
通知が来たことで俺はアジトの窓から外を見ると約200の武装兵団がアジトの前に立っていた
そんな状態のくせに別のことで騒いでいたバカ達がいた
???「何してくれとんじゃァァァァァァ!」
???「落ち着けって~今は敵優先しないと~」
晴美と奏多だった
秋桜組の研究員
よく謎の薬を開発してる
秋桜組戦闘員
よく晴美の薬を奪って割っている
凪砂「2人とも!イチャつくのはあとにしてアイツら殺しといてくれ!」
「「了」」
2人は勢いよく地を蹴り、武装兵団の仮面を外し、晴美が毒を撒く
奏多「おい!俺いるんだけど!」
晴美「知るか!私の薬を割りまくる罰としてここで死ね!」
奏多「はぁ?おかしいだろ!」
2人はいちゃもんを言いつつも敵を片付けていく
ある程度片付いてきた時、黒塗りの車が20台くらい到着し、武装兵団が降りてくる
奏多「増えたんだけど…晴美さん毒の残量あとなんぼ?」
晴美「残念、もうない」
2人は何とか抵抗しようと武器を構える
勝てないことは無いが数が多すぎて勝つまでに体力が切れる方が早いと判断した
そしてバトンタッチをした
凪砂「さぁさぁ3人とも、今気づいたけど他の全員出張やら仕事やらで6人くらいしかいまアジトに居ないから、よろしくね」
晴美・奏多に変わり
凪砂、紅羽、爽弧、優太が敵の目の前に立ち、武器を構える
爽弧と優太は後ろに下がり、敵の鎧等の付け根を狙い、体制を崩しに回る
凪砂、紅羽は近接専門の為前線に出て、凪砂は走りながら相手のヘルメットなどを外していく
紅羽は自身の名刀
着々と人数が減っていき、残ったのは敵の幹部達だけだった
凪砂「今から引き返すならお前らを捕虜にするだけで済ますが…どうする」
敵ボス「引き返さんよ、お前らを奪えばまた補充出来るからな」
凪砂「今からこの人数相手にするつもり?」
敵ボス「関係ない、行けお前ら!全員殺せ!」
ボスの命令が発令された瞬間幹部の3人は凪砂と紅羽に目掛けて走ってくる
もう1人の幹部はスナイパーで2人を狙う
凪砂は2人の幹部を両手で捕まえ、骨抜きをし、再起不能にする
紅羽は近づいてきた幹部1人の体制を崩し、神経が多く通っているところに刀を突き刺し、再起不能にする
そしてスナイパーを打ってくる幹部は爽弧と優太に任せ、2人はボスの相手をする
ボス「やるようだな、これはあいつらの分だ」
ボスは刀を抜刀し、俺達に向けて振るってくる
2人はそれを華麗に避け、凪砂が骨抜きをし、紅羽が刀を握っている腕を切り落とし、顔に蹴りを入れた
そしてそのままボス、幹部共に全員捉え、アジトの地下室の牢屋にぶち込んだ
凪砂「疲れましたね〜、でも最近多いよな」
爽弧「まぁ何かしら裏で動いてるんだろうな」
同時刻
???地点
???「そうか、やはりその程度の武装程度じゃ落ちないか」
???「おもろなってきたやないか、次は俺が出て遊んだろかな」
???「██、遊ぶくせは直せ」
???「すんまへん、██の兄貴」
???「さぁ、近いうちに始まるだろう、秋桜組を獲る時が」
白煙の壊滅 わらびもち @kureha0906
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