タイトル[本当の乙女ゲームに悪役令嬢なんていない]

タイトル[本当の乙女ゲームに悪役令嬢なんていない]

俺たち2人の男はいつものように

学校の空き部屋でお菓子を食いながら話をしていた。

「よくなろうで登場する乙女ゲームて悪役令嬢が登場するじゃ無いですか？」

「そうだな」

「でも本当の乙女ゲームに悪役令嬢なんていないじゃないですか」

「そうだな」

「何でなろうの乙女ゲームには悪役令嬢が存在するんですか？

それと何故、乙女ゲームには悪役令嬢が存在しないんですか？」

「そうだな乙女ゲームには悪役令嬢に存在しないとよく言われはするが

キャラがよく死ぬ乙女ゲームでまあまあ存在したりはするんだがな？

まあみんなの言う乙女ゲームに近いのはマイネリーベと言う作品だと思われる

この作品では悪い噂を流されるのは序の口でヒロインがたらたらとしていると

媚薬でヒーローを奪われたり、革命側か中立かレジスタンス側かを選んだり

ミニゲームで鉄橋の爆弾処理をしたり、ヒロインが手紙に小細工したり

誘いを断るライバルを使えないヤツと毒づいたりと言う作品なんだが

じゃあこの作品が元でなろうの乙女ゲームのあれは生まれたかと言うと

それはどうなのかなと言ったところだ」

「それはどうしてなんですか？」

「まずその話をする前に少し話をしよう、乙女ゲーに悪役令嬢が

あまりいない理由は男をライバルポジションに置いた方がお得だから

攻略対象は多い方がいいからと攻略対象に恋人なり婚約者なり居るって

設定だと、こっち(プレイヤー)が略奪する側になるってのもあるだと

思われるんだ、でだ本題なんだが元はおそらくは平成初期とか

昭和の少女漫画とか嫌われ夢の派生であると思われているんだがな」

「だがな？」

「そうだなぶっちゃけた話をするとよくわからないんだ」

「何故そうなるんですか？」

「悪役令嬢系とかに変わらず

あらゆるなろう特有とそれ以外の文化でもこうなんじゃないの

かと言う予想はあるが絶対にこうであると言えるものは少ないんだ

まあだから平成初期とか昭和の少女漫画とか嫌われ夢の派生であると

思われると思っておけば基本それでいい」

「それでいいんですかね？」

「それでいいんだ！」