タイトル[悪役令嬢は芸術家である]

絶望を超越するもの

タイトル[悪役令嬢は芸術家である]

私は幼少の頃から絵画や石像などの芸術が好きだっただから

私自身も様々な絵を描いたり石像を掘ったりした

その私の作った芸術作品が高く評価されて私は全世界から賞賛を受けていたが

私は幼少期のある時から自分の芸術に限界という物を感じていた

だから私は様々ことに挑戦をしてみたが私としては何も変わらなかっただが

全世界からの評価は上がり続けていた、そして私はある日狂気とも言える

方法を思いつきそれを実行した、それは人間の死体を使った一つの絵だった

その絵は全世界の今までの歴史で一番の絵という評価をいただいたが

私にはもう評価などどうでも良かった、どれだけ凄い絵を作れるか

それだけが私の生きる意味だった、だから私はまるで限界を感じない

方向に向かうとどんどんと過激になっていた

あらゆる種族の死体を使った、あらゆる種族の魂を使った

生きたままの存在を使って作品を作った、あらゆることを知るために

あらゆる種族に拷問をかけてみたり、幸福にしてみたりした

それを平民の女に見抜かれて処刑されそうになったこともあった

それでも全てを捨てて逃げ抜いて芸術の作品を作り続けた

そして私は老婆になって一人何も無い小屋で自分を使って一つの石像を作った

それは私の今までの人生であり、私の全てだった、私はそれを見て

これこそが自分の作りたかった物であると理解して 

そして静かに息を引き取った

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