タイトル[何故リーダーは僕のような無能をパーティーに入れ続けるの?]

絶望を超越するもの

タイトル[何故リーダーは僕のような無能をパーティーに入れ続けるの?]

ある冒険者ギルドで一人の男は仲間の男に言った。


「リーダーは何で私をパーティに入れたの?」


「何を言っているんだそんなのはお前が優秀だからで


「そんなはずは無い、私は無能でリーダーにも

他のみんなにもいつも迷惑をかけているはずなのに

何故リーダーは僕のような無能をパーティに入れたの?

何故リーダーは僕のような無能をパーティーに入れ続けるの?

今日こそは絶対に聞かせてもらう、私が納得するまで返さないからな!」


「………………………………………………そうだななら

俺はエクスのことをこのパーティから今、追放させてもらう」


「何故今それを行うんだ!?」


「退職金はやるからこれを受けてもうここには来るな」


「まちやがれ!」


そうしてリーダーは去っていた。




◇◇◇




二人の女の仲間と一緒にリーダーは話をしていた。


「リーダー追放は上手く行った?」


「………いや正直に言って失敗よりだと思う」


「ええ〜〜〜エクスが覚醒してくれないと世界は終わっちゃうのにさ〜〜〜」


「………本当にすまないと思っているが俺にはあれが限界だった」


「覚醒してくれるかな?」


「………覚醒のチャンスは一度きり

そして確率は失敗よりだから可能性は10%ほど」


「どうなっちゃうのかな〜〜〜」


「………俺たちはもう祈るしか無いさ

あいつが力に目覚めてこの俺たちに復讐して

魔王を撃ち倒して世界を平和にしてくれることを」


「祈るしか無いか」


「祈るしか無いのか〜〜〜」

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