タイトル[主人公は幾度も住む場所を燃やされる]

絶望を超越するもの

タイトル[主人公は幾度も住む場所を燃やされる]

俺はある日いつものように村で暮らしていると村が燃やされた

俺は村から逃げることができたが他の人は逃げることができなかった

そしてそんなことをした犯人であると男は俺に対して言った。


「いやっふーーー!!食事を持ったきたよ!
お前の家族と友人たちの特製焼き肉だ!

もちろん味付けなしでいただきな!

大量にあるから遠慮なくいただけ!」


俺はそいつに怒って向かって言ったが

俺はそいつに遊ばれて床に転がされたそしてあいつは言った。


「お前は生かしてやるよそのほうが面白そうだからな!」


そう言って物を置いてあいつは去っていた

そして俺はその物を使って街に行って

その街で働き始めたそして数年の月日が流れた

ある日いつものように街で暮らしていると街が燃やされた

またしても俺は街から逃げることができたが

他の人は逃げることができなかった

そしてそんなことをした犯人であると男は俺に対して言った。


「心が苦しくて悲しくて暴れたいとか泣きたいとか

そんな思い出あるのならばいつでも

俺にぶつけられるものならぶつけてみろや
この体で全部跳ね返してやるよ、俺は悪魔だからな!」


俺はそいつに怒って向かって言ったが

俺はそいつに遊ばれて床に転がされたそしてあいつは言った。


「今回もお前は生かしてやるよそのほうが面白そうだからな!」


そう言って物を置いてあいつは去っていた

そして俺はその物を使って別の街に行って

その街で働き始めたそして数十年の月日が流れた

ある日いつものように街で暮らしていると街が燃やされた

またしても俺は街から逃げることができたが

他の人は逃げることができなかった

そしてそんなことをした犯人であると男は俺に対して言った。


「俺に復讐なんかしたってちょっとスッキリするだけで

後には何も残らないんだ、悔しいだろうが仕方ないんだ

まあお前は弱いだから何も出来ないって事なんだけれどな!」


俺はそいつに怒って向かって言ったが

俺はそいつに遊ばれて床に転がされたそしてあいつは言った。


「今回もお前は生かしてやるよそのほうが面白そうだからな!

そして言ってやるお前のところに行くのは次の十五年後が最後だ

そこでお前もお前が住んでいる場所も燃やすだから安心しろよ!」


そう言って物を置いてあいつは去っていた

そして俺はその物を使って森で暮らし始めた

そして森で暮らすこと十五年

あいつを待っていると森が燃え始めてあいつが現れた


「ほう生きていたか?」


「生きていちゃ悪いか?」


「ただ他人を友達を家族を傷つけるだけの

人生なんて俺なら自殺すると思っただけさ」


「…………………俺にはお前を殺すという使命が残っているのでね!」


そう言って男は最後の戦いに挑んだ

そして負けた完膚なきまでに負けた。


「お前が守護れなかった者の恨み・憎しみ・

哀しみの啼哭を聞いて焼かれて死ぬがいい!」


そう言ってあいつは去って行き

燃え盛る森の中で一人の男だけが残った。


「…………………………俺の人生は無意味だったのか?

俺の人生は他人を友達を家族を傷つけるだけの人生だったのか?

俺は街などに行くべきでは無かったのか?

俺は自分が生きたいという思いを捨てて死ぬべきだったのか?

…………………………………………………俺は死ぬべきではない

生きるべきだった、この選択肢に人生に意味はある

俺は他人を友達を家族を幸せにした、不幸にしたのはあいつだ

あいつの仕業に過ぎない、だが俺はあいつを殺したかった

復讐をしたかった、皆の仇をとりたかった

これからの被害者を無くしたかっただが俺の人生に意味あった」


そう言って彼は一人燃え盛る森の中で息を引き取った。

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