タイトル[強いからと言って何でも解決できるほど世界は単純では無いそれは本当であろうか?]

絶望を超越するもの

タイトル[強いからと言って何でも解決できるほど世界は単純では無いそれは本当であろうか?]

俺たち2人の男はいつものように

学校の空き部屋で飯を食いながら話をしていた。


「強いからと言って何でも解決できるほど

世界は単純では無いと言うけれどそれは本当であろうか?」


「本当なんじゃ無いのか?」


「いやそれって単純に強さが足りないだけであると

心が弱いだけだと俺は思っているんだがそれは違うのか?」


「説明してもらってもいいですか」


「ああ」


「例えば一つの星で起こる出来事は

一つの星を破壊すれば基本的に解決するよな


「ちょっと待ってください」


「何だ?」


「一つの星で起こる出来事は

一つの星を破壊すれば解決するて

それはとてつもない暴論では?」


「事実としてそうだろう?それに一つの星で起こる出来事は

銀河を破壊できるほどに強ければ相手を全て殺してどうにかできる」


「確かにそれはそうだろうがやはり暴論だろ

それに一つの星で起こる出来事でも銀河を破壊できるやつよりも

強い可能性も封印や概念系で倒せる可能性もあるんじゃないのか?」


「だからそれは強さが足りないと言うだけであって

誰よりも強く封印も概念系も効かなければ解決できるだろ」


「それなら一つの星で起こる出来事は絶対に避ける事ができず

それにどちらも正義ならば強いだけでは解決できないと思うんだが」


「だからそれは一つの星で起こる出来事は

一つの星を破壊すれば基本的に解決するとさっき言ったじゃないですか?」


「いやそんなものは解決なんかじゃない!」


「いや解決だねそれにこの世のあらゆる問題は0.000000001秒で

全宇宙を破壊できるくらい強い奴が脅しをかければ解決するんだ

それに論理的解決不要なんだ俺が幸福ならそれでいいんだ

だからこそあらゆる作品の登場人物は現実の存在は心が弱いと言っているんだ

世界は単純ただそれを弱さが心が複雑とみせるだけだ

己だけのために戦う最強の残虐の存在は幸せであり


「解決というかテスト用紙破り捨てて学校爆破してるだけだよな!」


「本当の最強に学校やテストなど必要あるか?」


「解決というか全てを破壊し尽くしているだけだろ!」


「物語でよくある力で解決できない問題なんてもんは

大抵相手や世界と比較してカスみたいな立場や強さの

主人公達がこうあって欲しいっていう理想に届かないだけ


「本当にふざけた事を抜かすな!」


「破壊してよしとする強きメンタルを持てこの俺の様に」

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