タイトル[悪役令嬢ものとは一体何なのか?と言う話をすると思っているのか?]

絶望を超越するもの

タイトル[悪役令嬢ものとは一体何なのか?と言う話をすると思っているのか?]

俺たち男一人と女一人はいつものように 

学校の空き部屋で飯を食いながら話をしていた。


「結構前から流行っている悪役令嬢てどう言ったものなんだ?」


「それはだなまず悪役令嬢は悪役の令嬢とそのままで

そしてお前が聞いてきている悪役令嬢ものとは何かというと

ピクシブ百科事典においてはこう書かれている

物語の設定(物語のパターンや、世界の運命として、あるべき姿)に

おいて本来悪役令嬢とされるべき存在(人物・キャラクター)が

主人公ないしはヒロインとして登場する作品。

悪役タイプの造形のキャラ自身が主人公・ヒロインの場合と、

小説・ゲームの悪役令嬢キャラないしその周辺人物に

読者・プレイヤーが転生してしまうものの二種に大別される。

結果的に悪役令嬢とは名ばかりの令嬢となることも少なくない。


2010年代以降、小説家になろうに代表される小説サイトで

隆盛を得てより以降、新たなるメインストリームとして

支持を得て定番化したキャラクター類型であり、

同様の文脈の作品が増える事で「悪役令嬢もの」として

テンプレ化およびジャンル化に至った。


ただし悪役令嬢を主人公に据えた作品は

少女小説の方で早く登場していて、

森奈津子のお嬢さまシリーズ

(1991年~1995年、GAKKENレモン文庫

※新装版はエンターブレイン)が該当する。

悪役令嬢ポジションの主人公とヒロインポジションの

ライバルが対立する巻もあり正に先駆者と言えるが、

読書対象が小学生向けだけあって苛烈な報復劇は無く、

転生・逆行要素も導入されていない。

なお同作は、悪役令嬢をタイトルに

採用した悪役令嬢ヴィクトリアシリーズ

(2009年~、ルルル文庫)にも影響を与えている。


小説サイトでジャンルを引っ張る旗艦作品として有名になったのが

『謙虚、堅実をモットーに生きております!(謙虚堅実)』だろうか。

こちらは異世界転生(平成令和の現実的な現代日本→

昭和の少女漫画的な現代日本)との複合ジャンルだが、

「謙虚」がブレイクした事によりなろうでの悪役令嬢物が増え始めた。

ただし同作以前にも有名な悪役令嬢作品が存在しなかった訳ではなく、

* 『悪役令嬢後宮物語』

* 『結構ハードな乙女ゲーの世界』

* 『ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです』

等が挙げられる。

後発のなろう作品として

* 『乙女ゲームの破滅フラグ

*     しかない悪役令嬢に転生してしまった…(はめふら)』

* 『公爵令嬢の嗜み』

* 『起きたら20年後なんですけど!』

* 『お前みたいなヒロインがいてたまるか!』

* 『悪役令嬢は、庶民に嫁ぎたい!!』

等がある。


基本的な世界観は、中世~近世ヨーロッパの

文明レベルを基準としたファンタジー世界の

封建貴族社会が中心(上述の出例では、はめふら・

公爵令嬢の嗜み・20年後・庶民に嫁ぎたい!!、などがこのタイプ)だが、

あえて時代物や非ファンタジータイプ(上述の出例では、

謙虚堅実・お前みたいな、などがこのタイプ)の作品も散見される。

また、悪役令嬢ものは同時に婚約破棄ものであるパターンも多く

、「婚約破棄を言い渡された悪役令嬢を主人公に据えた逆転劇」という

展開が人気パターンの一つとなっている。


いわゆる従来の(親記事に解説されている)

「悪役令嬢の課す試練に耐える、純朴で健気な主人公」

という「古典少女向け作品の伝統的テンプレ」に対する

アンチテーゼの側面を持ち、作品によっては恋愛による

達成譚(男女の協力による成功を是とする物語)や

シンデレラストーリー(いわゆる昭和時代ないしは

平成時代前期までの少女向け作品において

「これこそは女の子の夢であり憧れ」とされてきた要素)を

全面否定するヘイト創作(恋愛否定)

としての要素も強くなりやすいジャンルである。

「悪役令嬢を糾弾した周囲の人間」や

「悪役令嬢を追い落として幸せになった正ヒロイン」を

邪悪もしくは愚かに描き、悪役令嬢が逆に追い落とすことで

良い気になる、と言うパターンが多く見られ、

こういった要素は非常に好き嫌いが分かれる

(そうでない作品も当然存在するが)。

特に二次創作でこのジャンルを取り扱う場合は、

原作ヒロインを正ヒロインポジションに、

オリキャラヒロインを悪役令嬢ポジションに置いて、

オリキャラに嫉妬した原作ヒロインが

虐めを捏造してオリキャラを断罪しようと試み、

捏造がばれてその原作ヒロインが破滅するというパターンになりやすく、

原作者や原作ファンを不快にさせないよう注意が必要だろう。

そしてwikiでは


「そう言ったやつから必要なところから抜き取って話してくれませんか?」


「必要なところを抜き取ってから…………

それなら質問をしてくれそれに答えるから」


「わかりました、質問ですけれど

何故王子はあんなにも馬鹿な事が多いんですか?」


「それは王子が馬鹿じゃないと敵が生まれないからですね」


「なるほどなら、何故悪役令嬢えの

転生は何でまるで絶望的なことの様に書かれるんだ」


「そうだな基本的に悪役令嬢に対しての転生は

偉いし財力もあるし才能もあるしと悪いことをしないだけで

いいと基本的に圧倒的な勝ち組の方の転生なのに

絶望的に書かれるのはまあそっちの方が

その状況をどうにかした時に凄い様に感じるからだな」


「なるほどなら、何故


そう話していると突如左の壁が破られて

悪役令嬢の様な格好をした女が現れた。


「なっぁんだ!」


と思ったら突如上の壁が破られて王子の様な格好をした男が現れた。


「はっえっ?!」


「………………………」


「………………………」


そうしてら二人は無言で見つめ合って

そして一瞬で間合いを詰めた

そしてその余波により学校は粉々に消えて無くなった

そして学校にいた人々も悪役令嬢と王子も消えて無くなった。


「何だったんだこれ?」


「さあ本当に何なんでしょうね」


そう俺たち男一人と女一人はいつもとは違う 

学校の瓦礫の上で飯を食いながら話をしていた。

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