第9 皆一緒

「れいな?」目を開けるとゆうまが居た

そうだ、私ゆうまとホテルに来て、 寝ちゃってたの?

「私寝ちゃってた?」「2回目しようとしたら急に寝た」2回目の記憶なんてないけど

「そう、ごめんね」と謝った。

「いいよ別にてか彼氏は?」「あ、やばいかも」焦りながら携帯を見た。

予想通り携帯には彼氏からの着信が沢山あった

「帰る」と言いお金を置いて出ようとした

「まって、まだ帰んなくていいでしょ」と言い私の手を引っ張る

「言っとくけど私ゆうまの事興味ないから、彼氏が大切なの」と感情のまま言ってしまった。

「俺とやったのに?」

またか、と思った。 皆そう言う。

セックスをしたぐらいで自分の物にしたと思うな。 「悪いけどセックスしただけそれだけなの」と言ってゆうまの手をはらって部屋を出た

タクシーを拾い 家まで帰った

色んな感情が私を苦しめた。 また浮気をしてしまったこと 最近は後悔なんてしなかったのに

あんな男としてしまった。 彼氏がいるのに

もし彼氏がこんなこと知ったら?私もう

振られるかもしれない「あぁ、どうしよう」とつい口に出てしまった。 ほんとに余裕がなかった。

そう思っているとまた彼氏から電話がかかってきた。 流石に出ないと怪しまれる。

「もしもし?」

「れいな今タクシー乗った?」

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