第7 私

急だった タバコを吸っていた手が止まった

「え?笑冗談やめてよ」「冗談じゃないんだけど」と私の目を見て言う

「だめ、私彼氏いるのよ?」と言った

せっかく仲良くなれそうなのにこんなに早く

関係をもちたくない まだ知りたいこと沢山ある

「そっかぁ残念」と言い残念そうな顔をして

私から目を逸らした。

気まずい断った事なんて無かったし こんな空気になるなら行ったら良かった?

どうでもいいやつなら行ってた、でも。

ゆうまくんとはそういう関係になりたいなんて思わない、でもこのままじゃ嫌われちゃうかも

と思った「まぁでもゆうまくんがどうしてもって言うならいいよ?」と言った 思ってもない事だ。 行きたくないけど嫌われるよりましだと思った

「じゃ行こう」と言いお家計を済ませて

お店を出た

車に乗りホテルまで向かう途中

やっぱり嫌かも、と思って「ねぇ、私ほんとに彼氏いるよ?」と言った

「いいよ俺気にしないし?」なんて言われた

初めて会った時と雰囲気が違う、男になってた

絶望した どうして普通に男と友達になれないんだ。どうしてセックスをする流れになるんだ

「嫌なら行かないよ」と言われた

「嫌じゃないよゆうまくんとしたいよ」

男に舐められるのは嫌いだ。

だから私を選んだ事後悔させてあげる




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