生きる

幸あれ

第1話 難しい

「生きるのって難しい。」

そう思ったのはつい最近のことではない。

どうしてかこれは読んでいるあなたに見てもらいたい

 私は、ただの女子大生。毎日学校に課題バイトに追われる日々を過ごしています。そんな私が最近よく考えるのが「生きるのって難しい。」ってこと

私の家庭はシングル家庭で、母がここまで育ててくれました。そんな大変な母を少しでも楽してあげたいと思い高校進学と同時に飲食店でアルバイトを始めました。

ここのお店は、とてもやさしく仕事仲間というよりは家族みたいな感じで働きながら時たまたわいもない話で盛り上がるアットホームなお店です。でも、

幼いころからコミュニケーション能力が乏しい私はバイト先にすぐにはなじめなかったけど優しい先輩方が話しかけてくれるおかげで楽しく働いてました。そんなバイトも時間がたてば先輩方が就職でやめてしまうのも当然で必然的にバイト歴が長い私がバイトリーダーを任されることになりました。思えばそのあたりから「生きる」ことが分からなくなったのかも知れません。

新人の子の教育も基本は、社員さんがやるはずなのに私に任せっきりで、私自身新しい大学生活に精一杯なのにそれはそれは大変でした。そんな新人たちがある程度の仕事を覚えてくれたある日事件は起こりました。その日は、なんてことのない日の休日でしたがメンバーが社員2人、私、新人3人の計6人でした(ホールのみ)でした。事件はディナーの時一人の新人が電話対応に入った際に無理なご注文を確認もせずに通してしまったりまたある新人が店内オーダーを間違えてしまったりする始末です。今までの回しなら社員さんが少しの間抜けても問題はなかったことでしたがその日はそのことが火種となりお店自体がうまく機能しませんでした。その影響かなぜか私は、社員の人に理不尽に怒られ私の弱いメンタルは、ぶち壊れました。

その日の帰り道天も私の声を見透かしているように雨が降り散々な一日になったことを覚えています。

 その日から、私はうまく立ち直れずいったんアルバイトを休ませてほしいと社員さんにお願いしたところ「無理」と人蹴りされてしまいました。今の私は、このようなことを相談する相手がいないためただただ苦しい中働き学校に通う毎日です。

あなたは、「生きるのって難しい。」って思うことあります?

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