第9話 自己紹介【趣味は読書編】
俺は、席を立つ。
そして、自己紹介の時間が開始された。
「俺の名前は、
…………。
そう。
――趣味は読書。
オタクあるあるの
実際に読んでいる小説の
それにより、
「谷岡くん――」
と、
「はい」
「私も本が好きなの。谷岡くんの好きな小説は、何なのかな?」
「そ、それは……」
ああ……。
ダルイ質問をされてしまった。
俺は、ほとんどライトノベルしか読まないタイプだ。
アガサ・クリスティとか、
せっかくの文学少年アピールが、このままでは
――
――思い出すんだ、俺……っ。
エ〇マンガ先生とか、青春ブ〇野郎はバニーガー〇先輩の夢を〇ない――みたいな、タイトルだけを聞くと
逆に題名だけを聞くと、
「あ……」
「あ……?」
「
(
「――谷岡くん」
そう言った鎌野先生は、親指をグッと立てた。
「
「同志……あ――」
俺は、理解した。
完全に、鎌野先生の趣味と
「あ〇しまは、全ての
「そ、それは……」
…………。
俺は、返事を返した。
「めちゃくちゃ分かります!」
その
自己紹介は、
そして、
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