7/13 土

今日は三年間で最後の夏季大会でした。結果としては最悪で、私はハードルを全部飛び切ることができませんでした。

散々大泣きして、友達や後輩にもたくさん慰められ、なんだかみんなに申し訳ないような気さえしてきました。ゴールした途端に状況が全部わかって、思わず泣き崩れてしまいました。すぐに友達が駆け寄ってきてくれて、私は彼女の肩を借りて大泣きしました。やがてその場に後輩くんがやってきてくれて、私はぐちゃぐちゃの顔を見られないようにうつむいたのですが。

次の瞬間、私の肩はすっと抱かれていました。

私よりすこしばかり身長の高い後輩くんの胸に、私は優しく抱かれていました。そのときはショックで何も考えられず、素直に両手を彼の背中に回してしまいました。

あとから思い返すとかなり恥ずかしいです。大衆の前であんなことをしてしまったなんて。


帰りのバスで、私は後輩くんの隣に座りました。彼の隣でうとうと微睡みながら、彼も私のことを好きでいてくれたことを感じられて、心が暖かくなりました。

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