6/28 金

今日は期末テスト最終日。教科は英語、技術家庭、の後に普通の授業でした。そして部活をして給食を食べて帰ると言う日程。ちょっとだけいつもと違います。

今日は朝、後輩くんと会えませんでしたし(彼は遅刻をしていました)、部活でもあまり喋ることが出来ませんでした。

おまけに今日彼は食欲がないようで、お昼休みはずっと給食を食べていました。私は後輩くんを待って、ランチルームの前でうろうろとしていたら、ようやく彼が出てきました。

しかし、彼が出てくると同時に、私の隣にはきいちゃんが…

きいちゃんはいつものノリで、私の腕をぎゅっと抱き寄せました。そして後輩くんに向かって、「うちがこの子もらってくから」。まじでほんとにやめて、今日まともに話せるの今しかない…

きいちゃんのその言葉にしかめっ面をした後輩くんは、きいちゃんに向かって一喝。

「もーまじでうざいお前」

それに私はぎょっとして、思わず後輩くんを凝視。きいちゃんはさらに続けました。

「そこで二人でラブラブしときな~笑」

けらけら笑いながら教室の方へ歩くきいちゃんに向かって、後輩くんはもう一喝。

「言われなくてもやります~」

?!

私は自分でも分かるくらい顔を真っ赤にしてしまいました。顔だけ異様に熱くなって、耳まで熱が回ってしまって。後輩くんはふっと不敵に笑うと、「よし、」と言いました。しかし丁度その時チャイムが鳴ってしまって、次は掃除の時間。

私が、じゃあね、と回らない頭で言うと、後輩くんは前のように、両手を恋人つなぎにして手を握ってくれました。


「また玄関で待っとくね」



※昨日の更新忘れていたので、今日更新します

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