道楽


まあ、大した内容ではないんだけど。


先日、「着物道楽」というイベントの告知を見てちょっと思った。


「道楽」って、なんだろうと。


日本人はすぐ「道」(どう)として、厳しい修行が必要なものを定義してしまう。


柔道、剣道、合気道、空手道はもとより、書道、華道、茶道なんかもそうだ。


流派があって先生がいて、学び、極めようとする。


そのスタイルで「戦車道」とかもあるし、「ハムスター道」なんてのもあった。(ハムスターの研究レポート 参照)


とりあえず厳しい修行をする、苦しいもの。それを超えたところに幸せがある、ておいう感じだ。

運動部、体育会の先にあるようなイメージかな。苦労をして苦しんで苦痛があってその先が見えるということだ。


それと比べて、苦しくない、楽しむ、あるいは楽(らく)」というのが道楽になるんだろう。

落語ではよく「道楽息子が勘当されて」とか、「ご隠居が道楽で骨董を集めている」などというのが出てくる。


要するに、ゆるく楽しむのが道楽、ということなんだろう。



自分がカクヨムで書いているのは何だ?

作家道を追求する?


まさか。


単なる道楽です。


書くのが楽しいから書いている。それだけ。


だから、2年くらいまったく書かなかったりしたんだけど(苦笑)・


ほかの人と比べると真剣さがないと言われそうだけど、今の僕はこれでいい。

いや、これがいい。


僕は「カクヨム道楽」者です。




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