第2話 帰還
操作をミスして第一話を下書きに戻してしまいました。大変ご迷惑お掛けしましたことお詫び申し上げます。
スキル名の変更
ゴッデス・オ ブ・バロール
→
時忘れの異空間 →
ゴッデス・ウェポンズ・マスター
→
2024/06/27更新
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「さてと、そろそろ地上に1度帰還するかの」
早乙女孤太郎、現在の狐楽院天華は泉の影響でどれくらい経ったか分からない為1度帰還する事にした。
「じゃかこの姿の人間は入っていないからのう孤太郎の姿で帰還じゃのう。スキル『ニャルラトホテプ』…あーあーあー。ちゃんと孤太郎の姿に成れたか?…成れたな。じゃ帰るか」
スキル『ニャルラトホテプ』を発動して早乙女孤太郎の姿になった後ダンジョン床を加工して鏡を創り姿を見てちゃんと変化出来ている事を確認して隠し通路を通りダンジョンから帰還した。
「孤太郎さん!心配しましたよ!一体どこを
声を掛けてきたのは、日本冒険者協会所属四国77番支部の受付担当の職員の1人の壬生寧々子さん
身長140㎝くらいで胸はDカップくらい、年齢は20代だそうな。
この77番支部の中で1、2を争うくらいの美人さんで話しかけ易い優しく柔らかな雰囲気を持っている人である。
話を聞くとどうやら自分は1ヶ月もダンジョンから帰って来なかった様なのだ。そりゃあ心配するわな。ダンジョンの中のモンスターは物理的な質量はあるもののその体を構成するものは魔力のみなのだからドロップアイテムで食べ物が出ない限り食料は自分で持ち込まなければいけないのだ。だからこそ1ヶ月も軽装でダンジョンの中から帰って来なかったから死んだとさえここ数日噂されていたのだ。
「ある程度進んだ辺りにて偶然隠し通路を発見して進んだ先で気を失い、つい先程気が付いて帰ってきました。大変ご心配おかけしました」
「…そうですか。隠し通路は何処にあったから説明出来ますか?」
「説明出来ますがもうそこには無いです。隠し通路を出た後その通路が消えましたので、何も力になれず済みません」
「いえ、其れでしたら良いんですが、一応確認をしないといけないので場所だけでも教えて下さいませんか?」
そう言われて隠し通路があった階層第7階層の北東の端の行き止まりを教えた。
「ご回答有り難う御座います。とりあえずご無事で何よりです。それはさておき、良いですか!孤太郎さん!下級ダンジョンとは言え1つ間違えたら直ぐにお亡くなりになりましたって事になりかねないんですから注意深く周りを見てから行動して下さいね!寧々子との約束ですよ!」
と可愛らしくプンスコ怒っていたが、確かに今回は運が良かったがあの部屋がトラップ部屋だったりモンスターハウスだったりしたら今この場にいないだろう事は容易に想像出来る。
この出来事を反省し次に活かせる様に努力しなければと胸の中で誓う。
その後少し会話をした後77番支部を後にして家へと帰宅した。
早乙女孤太郎が死に狐楽院天華に生まれ変わる事が確定した瞬間の地上では
リンゴーン リンゴーン リンゴーン リンゴーン
時計塔にある様な大きな鐘の音でありながら透き通るような音が20秒ほど鳴り響く。その音はまさに神の祝福を受ける時に聞こえそうな心地良い音であった。
『冒険者が創世級儀式アイテム神願掛けの泉を発見及び使用しました。』
威厳のある覇気のある女性の様な声が聞こえる。
そして、その言葉に世界の人々は驚愕した。
『世界で初めて発見された創世級アイテムを持ち帰らずに使用する愚か者が居るとは!』
と自分の事を棚に上げつつ思う。
その言葉には続きがあった。
『この創世級儀式アイテム神願掛けの泉はもう2度と現れる事は無いだろう。よって、この創世級儀式アイテム神願掛けの泉の効果を教えておく。何かに書き記すなり録音するなり好きに記録すると良い。……では、効果を教える。
その効果は使用者の欲望&感情エネルギーの量に応じてその使用者の欲望や願いを全て叶える、という効果だ。その願いは因果律・概念・理・事象を捻じ曲げどんなに困難な欲望や願いでも叶える事が出来る為、人が想像する範囲は絶対に叶えられる。つまり欲望&感情エネルギーが十二分以上あれば叶えられない願いは1つも無い、という事だ。貴様らの言うところの、チートクラスのアイテムであろう。このレベルのアイテムはもう存在しない。あっても使用者のみに効果を発揮するアイテムや武具くらいだろう。以上だ。ではさらばだ』
そう言った後また鐘の音が20秒ほど鳴り響き今度こそ神と思われる存在からのお言葉が終わった。
その後の地上は蟻の巣をつついたようと表現出来るほどに慌ただしく動いていた。世界中の冒険者協会の上層部や金持ちの方々が特に慌ただしくしていた。
冒険者協会の方は誰が使用したのか何処にあったのか等の何か情報が無いかと聞き取りを開始した。
冒険者協会の上層部はやれお前がいや貴様がなど責任の押し付け合いが始まった。
お金持ちの方々は自分の手駒を使って情報収集に精を出した。
それから1ヶ月経っても情報は出てこなかったが日本のとある場所の探索者が1ヶ月もダンジョンに軽装で潜っていたとの情報が入って来た為に日本以外の世界中の冒険者協会とお金持ちの方々は自分の手駒を日本に送り込んで情報収集を開始した。せめてその使用者を自分の手駒とする為に。
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主人公の姿(イメージ)
早乙女孤太郎 18歳
身長165㎝
体重47㎏
ボサボサな黒髪と死んだ魚の様な黒目、痩せぎすに近い体型で体格が良いとは言えない。
狐楽院天華 18歳?
身長 幼女体型からモデルをビックリなnicebodyな美女やショタ体型から筋肉モリモリマッチョマンの変態クラスのガチムチボディまで何にでもなれる人型に見えるモノであるなら何にでも。
体重 人型であることに違和感が無い範囲内で上下する。
見た目も身長の欄と同じ
日本のダンジョンの数及び番号の付き方
日本のダンジョンの数は
神話級1つ(富士山麓)
深淵級2つ(東京、大阪に1つずつ)
最上級7つ(各地方に1つ)
上級47つ(各県に1つ)
中級・下級94つ(各県に2つ)
初心者級47つ(各県の県庁所在地に1つ)
計198カ所
大反乱、スタンピードは数十年に1度どこかで起こる。(最短前のスタンピードの10年後遅いと分からない)
番号は初心者級を除いて下級ダンジョンから順に付いている
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