願いの泉に願い生まれ変わり人生をやり直す

@ort315

第1話 ドン底からのやり直し


操作をミスして第一話を下書きに戻してしまいました。大変ご迷惑お掛けしましたことお詫び申し上げます。


スキル名の変更


ゴッデス・オ ブ・バロール

魔眼の女神ゴッデス・オ ブ・バロール

時忘れの異空間 → 時忘れの異空間クロノス・ボックス

ゴッデス・ウェポンズ・マスター

武器術の女神ゴッデス・ウェポンズ・マスター

2024/06/27更新


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2100年、1つの世紀末を越えて新たな世紀へと足を踏み入れ人類の新たな未来の為に人類は今日も邁進する。


新たな世紀に入る39年前、世界中を大きな揺れが襲った。ただし揺れるのは建物の無い地面が剥き出しの場所や山や森等の所有者の有無に関わらず自然が多い場所や廃墟が揺れ、新たに洞窟や建物自体が1つの世界を形成し異形の怪物が居座っている空間、後にダンジョンや迷宮と呼ばれる異物が発生した。その後にもちらほらとダンジョンは発生している。発生した場合はダンジョンの最深層を目指しダンジョンのコアとして安置されている魔石を回収してダンジョンを機能停止後にダンジョンを消すか、使えそうならそのまま運用したりして今日こんにちまでダンジョンと共生してきた。危険ではあるものの世界はダンジョンの中から算出される素材に魅了され、利用して、成長し続ける。

そんな世界だ。


俺は早乙女孤太郎。ダンジョン素材を使った製品で世界トップクラスのシェアを誇る早乙女ホールディングスを経営する早乙女家長男だ。

何故、俺の様に男性がないがしろ気味かと言うとこの早乙女家は女系じょけいの家系な上に女性の方がほとんどの分野で男性より優れていた為、女性優遇が家系の中に広がっている。それとは別に戦国時代に優秀な男性は当時の戦の最中さなかに生きて帰ってきた人は居ないが女性の戦士は多数帰ってきた為、いつしか男性の出生率が一般的な出生率 よりとても下がっている。わかりやすく言うと数世代に1人産まれるかどうかの出生率である。そんな低い出生率の上に女性より優れていない男性をこの早乙女家が受け入れる必要性 は小数点以下、微粒子レベル以下であっても必要としないだろう。実際自分の妹達にはどの分野でも勝てた事が今まで無いのだからお察しだ。


その上学校でも妹達に勝てないことをいじられた。それがエスカレートして過激なイジメへと発展し、物が無くなる上履きに何かが入っている何てのは日常茶飯事で殴る蹴る物を投げられる何て事もクラスメイトがむかつけば起こる。家ではそんな状態の俺を見てさげすみ陰口をコソコソと話し、当主の母は無視をして入り婿の父は苦笑いをして干渉しなかった。逆に妹達はその状態の俺を指差し嗤う者と無関心な者と怪我を心配する者に別れた。


そんな12年の地獄の学生時代を今日!3月5日!漸く…!漸く!!抜ける事が出来た。そもそも何で精神が今まで死ななかったのかと言うと中学生のになる時に両親に『高校まで休み無く通い卒業出来たなら一軒家とある程度の金銭を貴様に与えその一軒家で隠居をしろ。ダンジョンに潜るのは好きにしろ。ただしダンジョンに潜るのは高校卒業してからならば構わない。』と言われた。


卒業式後に最初で最後のプレゼントを貰った。それは一軒家近くにダンジョンもある中々の好物件、広さは家屋が京間で約100坪、敷地が家屋を除いて約200坪の途轍もなく広い一軒家の権利書と1千億円の入った俺名義の通帳等が入った鞄を渡してきた。


父からは『これまでのお詫びだ』と一言言うとそそくさと家に帰る、母からは『これを以て貴様をこの家から追放だ。家の人間の中で使えんのだから仕方あるまい。だが、今まで良く耐え高校を卒業した。貴様に対して何も出来ずすまない。当主の私が貴様に優しくする事は早乙女家が許さない。恨むなら幾らでも恨んで貰っても構わない。私が当主を降りると早乙女家がかなり危ないのだ。運営出来るのが私しか居ない為早乙女家の方針として貴様を蔑ろにした状態でいたのだ。だからこそ中学生の時にあの条件を出したのだ。あの条件をクリアする頃にはお前は1人の大人として送り出すことが出来る時期である上にお前にとっての地獄からの唯一の解放口なのだ。名字は同じで血が繋がっていても他人であり他家である。そういう風に根回ししてある。…では元気でやれよ、我が自慢の息子よ』そう言って踵を返す。毅然とした態度で俺を送り出す母の背中を見て恨んではいたが、やらなければ子供を養えなくなる為にその様な態度だったのだろう。今なら分かる母にも母なりの葛藤があったのだろうと。約20年もその様に、俺を蔑んで居るように周りに見せ続ける母の覚悟を垣間見た。


そんな俺は家を追い出す形に近い状態で山付きの一軒家を与えられダンジョンで日銭を稼ぎ自分の一軒家で野菜を育てながら独り暮らしをしている。そんなある日、偶然隠し通路を発見してその通路を通り2~3時間奥へ進むと、明るく見える大きな泉がある薄暗い部屋に着いた。その泉は対岸が見えない程には大きい。入り口の直ぐ前にこの泉が見えていてこの部屋自体は薄暗いのに泉のおかげである程度明るく見える。キョロキョロ周りを見ていると脳内に声が聞こえる。その声は老人の様で老婆の様で若い女性の様で若い男性の様でもある不思議な声だ。この声を聞くと気持ちが安らぐ。その声が発言した。


『この泉は願いも叶う神願掛しんがんかけの泉である。この泉は世界に1つかつ2度と現れる事の無い唯一無二の泉。この泉に叶えられない願いは無い。たとえ、それが体を作り替える様な願いであっても、種族を変える願いであっても、と言う願いであっても叶えられる。但しこの神願掛けの泉を使用した事は世界中に発信されるが何処の誰が使用し何を願ったかはその使用者と神願掛けの泉の秘密になる。この泉は先着1名のみが使用出来る使い切りの創世級ジェネティクスクラス儀式アイテムである。さあ、早乙女孤太郎。汝の欲望を全てぶち込んだ願いを言え』

その声を聞き終えて直ぐに自分の口から願いを自分の意思に関係なく発言する。

『俺は、性別を女性、種族を狐獣人にして最終的に狐神の現人神に成れるようにしてステータスの数値を何でも熟せる様な数値にした上でスキルは、

人であれば何にでも成れる創世級スキル『ニャルラトホテプ』、

最終的には創世級武具を創れる創世級スキル『ヘパイストス』、

最終的には創世級アイテムを創造する創世級スキル『ヘルメス・トリスメギストス』、

あらゆる魔法魔術を扱い創造する創世級スキル『ヨグ=ソトース』、

自身に害あるあらゆる事象・ことわりを無効化しあらゆる事象・理を扱い創造する創世級スキル『アザトース』、

瞳でもって相手にあらゆる干渉をする創世級スキル『魔眼の女神ゴッデス・オブ・バロール

望めば無限の無人世界の部屋を創造する創世級スキル『無限宇宙の夢見の部屋パンドラズ・マイルーム・ギャラシアス

死も老いも克服する神話級ミトロジクスクラススキル『不老不死』、

アイテムも武具もあらゆる無機物を収納出来る神話級スキル『時忘れの異空間クロノス・ボックス

最終的にはあらゆる武器が完璧に扱える神話級スキル『武器術の女神ゴッデス・ウェポンズ・マスター』、

魔法や魔術で使う魔力が尽きる事が無くなる神話級スキル『底無しの源ボトムレス・ゲイン』を頂きます』と言いきった後、直ぐに声が聞こえる。

『汝の欲望、聞き届けたり。汝の願いを叶えよう。汝、泉に入り顔を天井に向けたまま泉に浮かべ。浮かんだら深呼吸して気持ちを整えてから目を瞑れ。さすれば汝の願いは無事叶うだろう』と聞こえた。俺はその言葉に従い泉に入り顔を天井に向けたまま浮かび安定したら深呼吸を何度かゆっくりと行い、目を瞑れば自然と意識が暗くなり、そのまま眠ってしまった。ハッと目を覚ますと泉の水が無くなり泉の底に自分一人が大の字になって眠ってしまっていた。体は願った通りに成っておりスキルもステータスで確認して言った物のみが残っていた。

「俺、いや妾は今日から狐楽院天華を名乗る。誰にもあまり縛られない自由な生活をしていきたいところじゃがまずは…、武器を創らねばのう」

そう言って 何を創ろうかと楽しそうに笑みを浮かべながら歩を進め泉のほとりまで歩き、スキルを使い畔に座る用の背もたれ付きの椅子を創りそれに腰掛ける。

「…ダンジョンの床も対象に指定出来るのか。創世級は伊達では無いのう…」と顎に手を添え独りごちた後色々考えて鉄扇と杖と日本刀にした




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武具・アイテムのランク解説


創世級ジェネティクスランク

最上位クラス人生に1度でも拝めたら幸運。因果律・概念・理・事象を捻じ曲げて効果を発動する。

効果対象人数の限界が無い

効果対象人数 1人~魔力が持つまで

神話級ダンジョン(一律1/100)か深淵級のダンジョン上層(1/500)か中層(1/300)か下層(1/150)か最下層(1/100)か中ボス(1/50)か最奥ボスの宝箱(1/10)で取得。

何でこんなに取得し易いのかと言うとその次の神話級は創世級のを取得していると少し攻略しやすくなる。(武具は落ち辛い。どの層でも体感、深淵級上層の2倍~3倍くらいくらい落ち辛い)

どんなランクでも使える。


神話級ミソロジクスランク

最上級ダンジョンの最下層エリアと最奥ボスの宝箱から出ることが多い。運が良ければ最上位ダンジョンの比較的浅い場所の宝箱から低確率(1/50)か上位ダンジョンの最奥ボスの宝箱から極低確率(1/400)で出現する。

概念・理・事象を捻じ曲げ効果を発動する。効果も創世級の次に高い(一部例外有り)

最大効果対象人数の限界が世界人口の1/100の人数くらい

深淵級ダンジョンをクリアするまで使える。


幻想級ファンタジクスランク

上級ダンジョン下層から取得出来る。捻じ曲げて効果を発生する事は出来ないが効果はわりかし高め

最大効果対象人数が世界人口の1/100万くらい

このランクの装備は最上位ダンジョン下層までは使える。


叙事級エピクスランク

上級ダンジョン上層、中層で取得出来る。このランクの装備は上級ダンジョンクリアするまで使える


秘宝級アーティファクスクラス

中級ダンジョン下層から取得出来る。

効果はまあまあで、最大効果対象人数は小さい町くらい。

上級ダンジョン下層まで使える


遺物級レリクスクラス

中級ダンジョン上層、中層で取得出来る。

効果はぼちぼちで中級ダンジョンクリアするまで使える


希少級レアクラス

初級ダンジョン全域で取得可能。

このランクから上が特殊な効果が着いている。

効果はまあ、中級ダンジョン最上層までが限界。


一般級ノーマルクラス

初心者級ルーキーランクダンジョンや冒険者協会の初心者セット(50万円)から取得。

初心者セットが高い理由はヘラヘラした気持ちで挑まれても邪魔なので高めにしてふるいに掛ける目的もある。初心者セットの売り上げの半分は寄付に回されている。


廃棄物級ガベージクラス

所謂失敗作及び故障品

リサイクル出来るがしたところで余りうまみが無い。武具なら修理出来れば再度利用出来るが、修理費が高い。

希少級及び遺物級で修理する事は余りお勧めしない。



本来は創世級・神話級スキルは1つのスキルを死に物狂いで使い倒すか天才的な才能でスキルを使いスキルレベルを上げ取得するか気長に時間を掛けてスキルレベルを上げるしか無いのである。

ん?主人公?

あれは超高純度の負の念が染みついていた上に内側に超高純度かつ人として形を成しているのが意味不明かつ理解不能な程に多い欲望を内包していた為その超高純度の欲望&感情エネルギーを貰う代わりにそれこそ何でも、世界創世創造神に成る世界滅亡破壊神に成るビッグバンを起こす創世の神に成るだとしても叶えていた。それ程に主人公の内包していた欲望・感情エネルギーが凄まじかった。そのエネルギーを使えば世界(宇宙)を2~3 個は創り出せる程の濃密で異常な量のエネルギーが内包していた。本来はこれを放置していた場合後1週間くらいでビッグバンを起こしこの宇宙+隣接する十数個の宇宙は消し飛んで何も無い無の空間に底無しのアメーバが出現し気の遠くなるくらい遙か彼方の未来まで存在する事になる所だった。(干渉して年月を減らそうとしても干渉しようとした対象がその無の空間に引きずり込まれ一瞬にして底無しのアメーバの維持する為のエネルギーへと変えられる。たとえ神だとしても上位世界の存在でも同じ結果になる)



以下は放置した場合のバッドエンド時に出現する攻略不可能のアメーバの様なナニカのバケモノでは有るが創世級超高等儀式アイテム『神願掛け』のおかげで出現する可能性が消滅した為に今回の説明以外には登場しないので読み飛ばしても問題ないです。


空前絶後規格外異常事態級オーバード・エラー・オブ・イレギュラークラス底無しのアメーバボトムレス・アメーバ


ステータス

この個体は特異点で有るが1度でも主人公から膨大で莫大な欲望&感情エネルギーを全部回収することが出来た場合発生しない。(回収出来る可能性は超×10^25^25低確率。

一連次多元宇宙の中からマーキングしたただ1つの原子核を探し当てるレベルと表現出来る程には不可能。今回の事象は空前絶後で上位世界の存在達がこの事象を観測した後に近くの同族と抱きしめ合い、上位世界の殆どがその嬉しさから何日も泣き続けた後1ヶ月近くも宴会を開いて騒いで生きている事を喜んだ。それ程に確率が低すぎた)

最小が宇宙十数個分、最大はあらゆる次元や宇宙を吸収するため不明。

全てのステータス数値が無限

あらゆる攻撃・因果律・スキル・武具効果・アイテム効果を完全無効。たとえ事象・概念・理 を捻じ曲げる創世級・神話級であっても意味が無くその効果は全て強化して効果対象を全体にして反射。辛くも生き残ってしまった敵は全員死体含めて吸収。

次元が上の存在の攻撃も因果律や概念や事象等を捻じ曲げ吸収するため効かない上に攻撃を吸収した後にその次元に即座に適応する。

ちょっかいを掛けなければ周りには何もしない。

時間を掛けて徐々に縮小の後に霧散・消滅以外の対処法は存在しない為、それまでに近づく事は死を意味するが1度でも攻撃した場合はあらゆる宇宙・次元・時間・概念・事象・理全てを吸収し完全なる無の空間を形成するまで止まらない。無の空間を形成した後にジェネティクス・ビッグバンを起こし新たな宇宙・次元・時間・概念・事象・理を形成するように促す為に無の空間内全体を爆発してこの存在は消えその後無の空間に新しく次元・宇宙・理・因果律・概念・事象をゆっくりと形成していく

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