あやめっちママ

あいぽ～ん王国

着いたところは、あいぽ～ん王国。

｢いらっしゃい～あやめっちママ～お待ちしてました～｣

って、女の子。

｢こちら、うちのママで～｣

って、あやめっちは、わたしのことを紹介してくれてる。

｢そして、こちら、あいぽん｣

って、あやめっちは、お友達のあいぽんを紹介してくれた。

☆

あいぽんのおねえさま、つまり花嫁に会う。

わたしの持ってきたウェディングドレスの着付けを。

おねえさまにピッタリ。

☆

結婚式当日。

みんなで出席。

わたしも、あやめっちのとなりに座って見守る。

きれいなウェディングドレス姿の花嫁。

盛大な結婚式。

☆

結婚式のあとは、内輪だけの懇親会。

あいぽんも、おねえさまも、みんな喜んでくれた。

｢よかった、よかった｣

わたしは、あやめっちといっしょに、遊覧船に乗る。

｢｢本当にどうもありがとうー！｣｣

あいぽんとおねえさまにお礼を言われ、わたしは、ふたりに手をふる。

ふたりも、わたしに手をふってくれてる。

遊覧船は海から空へと

フワッ

と浮きあがり

そのまま

ビュイーン

と加速して飛んでいく。

やがて

チャプンッ

とセーヌ川の船着き場へと。

わたしは、あやめっちと遊覧船から降りる。

｢ありがとうございましたー｣

まこっちゃんも、わたしたちに手をふる。

あやめっちと手をつないで、セーヌ川沿いを歩いて帰った。

｢可愛らしい花嫁だったねー｣

って、わたしは、あやめっちに。

あやめっちも

｢ママのウェディングドレスめっちゃ似合って可愛かった｣

って。