第3話 無能王子が変わってきてる? リア視点
私はハーキム王国の第三王女、リア・レット・ハーキム。
この国の平和を守るために、日々努力をしている毎日。
そんな私には憧れの人がいます。
名前はアデル・レット・ハーキム、第二王子であり私の憧れの人です!
最近では盗賊を討伐したりするなど、多くの人々に称えられています。
流石はアデルお兄様です。
ですがそれに対して第一王子のロランは、いつも部屋で寝ていたり、鍛錬もしていないと聞きました。
第一王子として自覚が足りなすぎるのではないかと私は疑問に思っていたのですが、最近ロランに少し「変化」が訪れました。
ロランお兄様が書庫によく足を運ぶようになったのです。
書庫には魔法に関する書物や、中には暗号で書かれた本も保管してありますが、基本誰も立ち寄らない場所。
そんな場所にロランは足を運ぶようになりました。
流石に怪しいと思った私は、ロランが何をしているのかを知りたいと思い、ある侍女にお願いして、ロランの監視をしてもらうことにしました。
そして侍女から報告を聞くと、それは衝撃の内容でした。
なんとロランが魔法を学び始めたというのです!
私は驚きました。
あの無能で傲慢な王子であるロランが魔法を学ぶなんて。
侍女の話によれば、魔法書を持って書庫から出てくるのを何度も見たそうです。
毎日何冊も魔法書を持ってきているとの事、しかも様々な属性の書物を持ってきていると。
魔法の習得は簡単な事ではありませんし、魔法について学ぶには時間も必要です。
一体どういう結果に終わるのか、私は気になります。
いつも通りのロランなら、すぐに飽きて放り出すでしょうが。
もしかしたら魔法が使えるようになるかもしれない。
そんな期待が私の中に生まれました。
ロランがどういう変化をするのか、私は楽しみにし、今日も公務に励みます。
―――
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