Love at first sight

天野 つむぎ

プロローグ

僕が君にはじめて会った時、他のファンの子達とは違う何かを感じた。そして、その何かを知るのはもっと後だった。いつだったか君は言ってたよね。「人生は偶然ばっかり。たまたまが重なり合って、時間になる。思い出になる。だからこそ、私たちはそれを忘れちゃいけない。それがどんなにありがたいことなのかを。」って。君のこの言葉は、僕の胸にいつまでも居続ける。まるで、離れることを知らないみたいに。でも、それでいい。この先もずっと、君がくれた言葉も、そして君自身も僕の傍から離れるということを知らなくていい。知る必要が無い。って言うのは、僕のエゴなのかな?

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