3000以上の手紙
楓 紅葉
大量の手紙
いつからだろうか数えるのが面倒くさくて箱に手紙を置くようになったのは。例え意味がないことだと知っててもそれが日課になってしまっていた。手紙に書く内容はいつも同じ内容だった。多分結末が望まないと分かっていても書き続ける。
慣れてしまっているが手紙を書くということは相手がいるので丁寧に書く。一字一句に魂を込めるように。そして相手を想うことはどんな時だって忘れたりしない。
そうして一時間ぐらいかけて完成させる。今日も渡せない事を知って家を出ていった。
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