一度きりの

望月(もちつき)

一度きりの

一度きり

ロマンス


一年に一度

鯉は空を泳いで

七夕は名無しの願いと共に

七草はおかゆの中へ


一度きり

ロマンス


怠惰マンネリズムに慣れきった

セピア色

ライターの火に

毎度ワクワクする自分


一度きりの

一瞬の

微笑み


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

一度きりの 望月(もちつき) @komochizuki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説