第7話 人間になりたい惑星
【第2章『メガネ転生』登場人物紹介】
私:配信しながら仕事する不良バイト巫女。ギャルから地味メガネに変装中。爆死した。一人称は私。18歳。
神:山神神宮の祭神。正体は自我を宿した地球の
★★★
神「いつものように山神神宮の
私「で、なんじゃゴルァ!すっぞゴルァ!って
神「まあだいたいあってるんだけど、言い方・・・。」
私「エイリアンのトラックビームが直撃して地球爆発したけど神だから余裕でしたイケメンに転生したけど何か質問ある?」
神「・・・でね、地球を破壊したお詫びに、地球を元に戻した上で願いをかなえてくれるって言うから、『人間になりたい!』ってお願いしたんだよ。」
私「早くイケメンになりたい!」
神「・・・君ホントにマイペースだね。まあ結論から言うと『不可能』だって。惑星中心核である僕は、存在が『人間とかけ離れ過ぎている』ってさ。」
私「残念だし当然」
神「うん、残念ながら当然だね。」
私「あきらめたらそこで試合終了ですよ?あきらめるな!心を燃やせ!」
神「うん、僕もいろいろがんばって交渉してね。『人間と
私「あ、悪魔合体・・・あーそれで宮司の息子の『イケメンの肉体』を乗っ取ってイケメンになりおおせたと。なじむ!なじむぞ!」
神「いや、それがね・・・」
神様の話によると、神様と人間との「悪魔合体」の条件として
①合体相手の人間は元々神の信徒である(信仰心100%)
②合体相手の人間が合体に同意している
③合体解除はできない
・・・という3点がエイリアンから提示されていて、さっそく例のイケメン君(宮司の息子・とても信心深い)に肉体の提供を要求したけど断られたんだそうな。
私「信仰心100%なのに断られたんだ?ざまぁ!」
神「うん、しょうがないよね。いくら信心深くても、自分自身が消滅するのはイヤだろう。体を「借りる」だけならOKだったんだけどね。今も彼の体や脳を「借りて」いる状態なんだ。」
どうせならイケメンになりたいよね。だが断られてて草生える。
神「それで、条件の『信仰心100%』ってのがネックでさ。この地球上に人間が100億人いるのに、僕への信仰心100%の人間は全世界でたった2人しかいなかったんだよ。」
私「あー、宮司か。」
神「残念、宮司は別の神社の宮司を兼業していて、僕への信仰心100%じゃなかった。」
私「えー。じゃあもう一人の、信仰心100%イカレ出家信者って誰よ?」
神様はスッと私を指さす。は?私?
★★★
次回に続く!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます