はく日記（吐く日記）

生きているもの全てに感謝坊主_20240618

「ありがとうございます」

　お寺の中でいつも拝んでいるあの人は、「生きているもの全てに感謝坊主」。拝んでいるというか土下座しているね。

　観察日記をつけようか。

　ぼくは週に一回坊主を観察して日記をつけています。今日は雨。朝から雨が降った。雨が降るのは女雨のせい、女々しくいつも泣いている。そんなだから結婚できないんだよ？　おじさんに怒られていますね。かわいいね。

　それからそれから、これはまだ内緒にしているんだけど、いつも隣の部屋で自慰行為に耽っている見ず知らずの小学校教諭（学童に手を出し済み（これは本当に許されない。いつか殺してやらなくちゃ））は昨日達するときに大変大きな声を出して、もう叫んでいました。よくできましたね。

　そんなことよりありがた坊主。

「生きているものすべてに感謝坊主」はさすがに長すぎるので、ありがた坊主と呼ぶことにする。お母さんのこだわりでいうと、坊主は頭がつるつるのほうが良いって。褒めていた。

　ありがた坊主にもほかの人間と同じように性欲とか食欲とか、名誉欲みたいなものまであって、自尊感情をこじらせていつも懐に手作りの本物の聖剣を隠し持っている。オナニーのときにそれを取り出すんですって。「や！　これを見よ！　これを見よ！」と言うらしい。

　レポートその二。

　坊主は生きることに飽きて死にました。今朝。

　ぼくは今日、一人でいることの美しさを覚えました。