第3話:実写における事件規模の限界。
さて、日本映画に於いての実写(CG含む)事件の映像表現、てどうなんでしょうか?
〝ゴジラ-1.0〟、すごく面白かったのですか、少し違和感があったのが銀座のシーンです。何となくヤケに限定的な空間だった気がしてしょうがなかったんですよね。初代ゴジラにあった、〝ゴジラ、東京に現る!〟って云う広がりがなく、〝ゴジラ、銀座に現る〟って云う狭さ?
話を〝あぶない刑事〟に戻しますが、危機感が横浜に広がらないんですよね。倉庫の中で終わっている。この倉庫、横浜じゃないと思います。狭いカットで誤魔化していますが、横浜の街が映りません。予告編で一緒に見せられる〝BAD BoyS〟に較べて、映像が狭い狭い。予算の差なんでしょうか?
いや、逆に話を大きくし過ぎたんじゃ無いかと思います。もっと、人間を掘り進めたシリアスな話にすれば、例えば〝タクシードライバー〟のような……はい、若い人入りませんね。
どうすれば良かったんですかね? ホント。
PS:クレー射撃競技の銃を人に向けるのだけは、真剣に許せなかった。クソだな。
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