緊急!?日本選手権間近!パリ五輪で活躍する100m選手は誰だ!?

海藻ネオ

第1話 男子100m(花形!)選ばれるのは誰だ!?

(断り書き:完全に趣味で書いてます!あと、情報は6月18日までであり、日本選手権当日には情報が変わっているかもしれませんので悪しからず。正確じゃない情報があったら、コメント欄で教えてください。)


―さて、来る2024年6月27日~30日、パリ五輪選考を兼ねた陸上競技日本選手権が開催されます。


この大会の成績が、もっともパリ五輪の選考において考慮されるので、数々のスプリンターが五輪出場を目指して日々トレーニングを積んでいることでしょう。


男子100mのパリ五輪枠は3人です (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


内定が決まっているのは、選考期間中に五輪標準記録(10.00秒)を突破しているサニブラウン選手(9.97秒)のみですね〜。


今日は、海藻が思うパリ五輪に出場する可能性のある選手を紹介していきます!




☆サニブラウン選手(25歳)ベスト9.97 今年のベスト9.99


可能性どころか、ほぼ確実と言えるでしょう。

彼は2023年8月に100M 9.97秒、その後2024年3月に10.02秒、そして2024年5月9.99秒を出しています。安定していますね〜。


最近出た布勢スプリントでは足が攣ってしまって順位を落としました。これが大した問題でなければ良いのですが…


彼は今年の100Mタイムランキングで世界15位(9.99秒で)につけています。今年の世界最高記録はオマンヤラ選手の9.79秒です。ノア・ライルズが負けるかもですね。


(https://worldathletics.org/records/toplists/sprints/100-metres/all/men/senior/2024?regionType=world&timing=electronic&windReading=regular&page=1&bestResultsOnly=true&maxResultsByCountry=all&eventId=10229630&ageCategory=senior)


しかし、サニブラウン選手、ひょっとしたら、ひょっとするかもしれませんよ!


彼が9秒台で走ったのは世界の強豪たちと一緒に走った時で、彼は大舞台に強く、調整上手でメンタルも強い人だと思います。


決勝までいったら日本陸上界快挙です!






柳田やなぎた大輝ひろき選手(20歳)ベスト10.02 今年のベスト10.02


次に注目したい選手は、柳田大輝選手です。

東洋大の学生で、若い!日本陸上界、短距離の期待の星です。

彼は2023年アジア選手権でチャンプ、そして今年も10.02秒をマークし、世界100m走計測ランキングで25位につけています。


日本記録は山縣やまがた亮太りょうた選手の9.95秒で、この記録に0.1秒以内で迫っている今年の選手はサニブラウン選手とこの柳田選手しかいません!注目されるわけですねw


しかも、この柳田選手、先週行われた学生個人選手権で、準決勝を追い風参考で9.97秒で走っています!追い風参考でなければ10秒超えていた可能性は高いと思いますが、追い風参考でも9秒台で走ったというのはすごいことです。


この選手権の決勝は10.13秒で優勝しています。


というか、柳田選手、アジア選手権でも優勝、セイコーゴールデングランプリでも優勝、学生個人選手権でも優勝、と、かなり勝ち癖がついてきているのではと思いましたね。


ダイヤモンドリーグで走った時は、周りが黒人だらけのなか、一人だけアジア人でした。世界と戦う経験は貴重だったのではと考えます。


ちなみに、柳田選手より前の順位の選手たちは、サニブラウン選手(彼はハーフ)を除いてみんな黒人選手です。ようするに、黒人選手以外のスプリンターで最も速いのが日本人なんですよ、今年は!


ある意味、最強の黒人選手勢に唯一対抗しているのが、日本のスプリンターたちなのですね〜。




✨✨✨✨




しかしながらですね、海藻としては、サニブラウン選手は五輪出場が確実としても、柳田大輝選手はまだ確定ではない気がします。

ほんの僅か、他の選手と比べて優位なポジションにいる、というイメージです。


なんせ、日本のスプリント界、女子もそうですが、男子もなかなか混戦模様で、序列をつけるのが難しい!コンディションによっては、0.2秒ぐらい、けっこう変わってしまうものなのですから、柳田選手の調子次第では、日本選手権どうなるか分からないですよ。




✨✨✨✨


…とりあえず、今年のベストタイム的(追い風参考を除くタイムで、10.20以内のスプリンター)な見地で、五輪出場の可能性のありそうな選手をここで一気に紹介したいと思います。


坂井さかい隆一郎りゅういちろう選手(26歳)ベスト10.02 今年のベスト10.10

小池こいけ祐貴ゆうき選手(29歳) ベスト9.98 今年のベスト10.11

和田わだりょう選手(23歳)ベスト10.10 今年のベスト10.13

もり祐陽ゆうひ選手(21歳)べスト10.13、今年のベスト10.13

山本やまもと匠真しょうま選手(21歳)ベスト 10.16 、今年のベスト10.16

☆デーデーブルーノ選手 (24歳) ベスト10.18 今年のベスト10.18

桐生きりゅう祥秀よしひで選手(28歳)ベスト9.98 今年のベスト10.19

鈴木すずき涼太りょうた選手 (24歳) ベスト10.17 今年のベスト10.20

草野くさの誓也せいや選手 (36歳) ベスト10.20 今年のベスト10.20


この他、ワールドランキング的には多田修平選手(ベスト10.01)が高い位置につけていますが、肉離れのせいで今年は一度も100mをまともに走れていません…😭

スタートがめちゃカッコいい選手ですが、その分負担も大きいのでしょうか…

復活して日本選手権出てくるかな…?水分を沢山とって攣りにくい筋肉を作って戻ってきて欲しいものです…




∇坂井隆一郎選手


この選手は、多田選手のように低い姿勢を維持しながら徐々に加速していくスタートのスタイルです。ハマればとても良い加速に乗っかって、好タイムが期待できるでしょう。


2024年5月にセイコーグランプリ予選を10.10秒のタイムで走っています。

自己ベストは10.02で、これは柳田選手のベストの記録と同じですね。


5月のセイコーグランプリの決勝で彼は脚が攣ってしまいましたが、果たしてちゃんと回復しているのか、というのが日本選手権での勝負の分かれ目となるでしょう。


予選で好タイムを出した時、恐らく彼は決勝まで力を残していたはずで、まだタイムは伸びる可能性を秘めています。

彼の全力疾走に脚が追いついてくれば、一体どんなタイムが出るのか楽しみです。


ちなみに彼は50メートル走も速くて、スタブロ無しで今年5.84秒(電気計測)で走っています。これは凄い記録ですねw


ちなみに、余談ですが電気計測と手動計測は、大分速さが異なります。


海藻も手動で測ったものをアプリを使ってより正確なタイムに直したら、50mのタイムが0・3秒以上も違いました(-_-;)。束の間の喜び 笑




∇小池裕貴選手。


この選手はベテランで、現在はアメリカでトレーニングしているそうです。


2024年4月に海外で走って10.11秒のタイムを出しています。

2019年に9秒台を出したスプリンターの一人でもあり、ベストはその時の9.98秒ですね。


あまり日本でレースをしていないので目立っていないですが、日本選手権に照準を合わせてトレーニングしていると思われます。一体どんな成果を見せてくれるのか?

彼が日本選手権で優勝する可能性も十分にあると思いますねw




∇和田遼選手


新世代スプリンターの一角を担う存在でしょう。4月に行われた岩壁杯にて10.13秒をマークしています。かなり安定して10.1台を出してきた選手で、この10.13がベストの記録です。


走り方もかなり安定しているように思えます。後半の伸びが良いように見えますね。


要は、今が伸び盛りの選手で、このまま記録を伸ばしていけば、もしかしたら今年の五輪チャンスが巡ってくるかもしれません!?




∇守裕陽選手


スーパールーキーという感じですね。今一番成長が著しいスプリンターではないでしょうか。元々サッカーをやっていた人らしいですが、陸上を真剣にやり始めてからの伸びがヤバイです。


学生個人選手権では柳田選手に決勝で負けてしまいましたが、予選で10.13で走り、決勝でも10.19で走りました。


日本選手権でさらに自己ベストを更新したら、もしかするともしかするかもしれませんw




∇山本匠真選手


こちらも押しも押されぬルーキーで、守祐陽選手とは年齢も一緒だし、もうこれは完全にライバルになりますね 笑


自己ベスト、0.03秒しか変わらないw

でもって二人とも今年の記録w


日本選手権でのライバル対決 (海藻が勝手にライバルに仕立ててます 笑) も楽しみです。



∇デーデー ブルーノ選手


こちらの選手も、今年で自己ベスト更新です!

高校一年生までは陸上をやっていなかったようですが、始めてからは毎年のように速くなっていったといいます。


彼が注目を浴びたのは、桐生選手や山縣選手らのレジェントに勝利した時でしょうか。


まだまだ伸びていくのでは、と思わせるスプリンターです。身体も強そうw

ゴリマッチョで、パワーが伸び代な気がしますw

この選手も侮れませんぞ〜。



∇桐生祥秀選手


この選手は、あらゆる意味でパイオニアです。

高校生記録保持者(10.01秒)であり、最初に日本人で公式記録で9秒台をマークした(9.98秒)選手でもあります。


偉大な選手ですが、波が激しく、調子が出ないことも。

もう桐生に9秒台は無理か…と思っている人もいるのでは?


そんなそんな、ところが今年、60m走で室内日本新記録(6.53秒)を樹立してしまいました。

突然こんなことをやらかす男なんです 笑

日本選手権ではどうなるのか、分かりませんよ〜w



∇鈴木涼太選手


海藻的には、ダークホース的な存在ですw

今年の公式記録こそ10.20でありますが、つい今月行われた布勢スプリントでは、追い風参考ながら10.06をマークしました。追い風の感じからすると、追い風ギリギリならば10.11ぐらいにはなっていた可能性があります。ノリに乗ればかなり強い選手なのかなと思いました。


競合たちを抑えて優勝をさらうことができるでしょうか。



∇草野誓也選手


奇跡の36歳と言うべきでしょうか。

36歳にして自己ベスト更新、しかも、日本トップクラスのタイムとは!?


世界で最も金メダルを取得し、今なお世界のトップ戦線で走り続けるシェリー=アン・フレーザー=プライスは37歳ですが(彼女のベストは34歳の時に出した10.60秒)、まさにこれと同じような奇跡。


ロマンしかない草野選手、更なる記録更新できるのか!?


✨✨✨✨



さて、海藻が、今年は大混戦、と言った理由が分かっていただけましたでしょうか。


しかも、ここには載せていないけど、たまたま今年で記録が出ていないとか、追い風参考で記録が出ていなかったりで、十分ここに出した選手たちと張り合えるようなアスリートたちがまだまだいます。


とりあえず今年の日本選手権が楽しみですw


次は女子100m…


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