第210話 帝国が襲って来たよ!
畑では新たな種を蒔いて、水撒き。
次は冒険者になったもの達だ。
勝手に作った冒険者ギルド、この異世界の事を知らない俺は勝手に領地に作ってしまった。
内情を知っている元冒険者ギルドの職員や冒険者は驚いている。
「領主さん勝手に冒険者ギルドを作って怒られないか?」
「でも何か言って来たら、反撃して黒焦げにするだろう?」
「でも古い冒険者ギルドなら上位の冒険者を募って戦いに来るだろう?」
「そうかも知れないけどあの領主さんだぜ、王族だしね!」
「まぁあの人なら大丈夫だよ、誰も文句を言えないから」
変な所で俺の株が上がっている。
そしてギルドに依頼を出す、薬草は勿論だがその他にも果物や野菜、香辛料などなど肉以外に食べられる物を探してくる事だ!そして育てて種を取り増やして行く。
それと魔物以外に、乳の出る動物を探す事、鶏も探したい何処かに居ないかな?
「冒険者ギルドとして依頼は全て請け負います、しかし食べられるかの安全の確認はどうしますか?」
ギルドマスターに聞かれる。
「俺の所に持ってきたら、索敵で鑑定出来る!詳しくは持ってきてからね」
俺の索敵は近くなら100%何かとわかる事、遠くではポンコツで分からない!
「それでは集まり次第に、お声をかけますのでよろしくお願いします」
冒険者達にも仕事を振れた、良い事だ!
建設ギルドは俺が金を出して取り敢えずは、建物の修理をお願いしている。
魔法魔道具ギルドは、俺の家で家電を魔石で動かす事を研究中、何個か冷蔵庫を持って行って動かす事を考えている。
まあ雷と電気の関係を解読出来たら動くかもね!
鍛治師ギルドは、冒険者や騎士団と自警団の武器を新調したり忙しい、予算は俺の懐から、しかし1年以内に税金を集める事が出来るのだろうか?。
外交団は内政官達と勉強中、給料は今の所生活出来るだけ!本格的に動いたら給料をアップしてあげよう。
そんな事を3・4日していると、門の方が騒がしくなる誰か来たのだろうか?
「領主様、帝国の騎士が前触れもなく通せと言っております、どうしますか?」
帝国って女帝のとこだよねー?何か緊急の事が有るんだろうか?
そして俺は門に向かって街に繰り出す。
周りから住民が集まって俺の周りを取り囲む。
「もし相手が剣を出してきたら、すぐ殺せ」
「領主様のお力が出る前に、相手を倒さないと!」
「話などいらない、帝国なんだから!」
帝国に恨みを持つ住民がいるね、俺も気をつけないと夜道で刺されるかも。
そして門に着くと何故か縛られている、騎士が20名程居る?
「あれ通すんじゃ無いの?」
「いえ何故か剣を構えて、通り抜けようとしたので応戦!そして捕縛しました。
怪我はしてますけど命に別状は有りません」
まあ命取ってると外交団が大変だから良いけどね。
「それで君達は帝国の人達なんだね、何故剣を抜いて通ろうとしたの?」
俺の言葉に、1人の騎士が怒り出す。
「無礼者我ら帝国騎士、この国は属国で有る、すぐに縄を解け!」
無礼者か、剣を抜いて検問を通る方が問題だろうにな?
そんな事を思っていると、又誰かが近づいてくる。
自転車に乗った3人組、ラインコールとアリーチエにヌールだ!
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