第90話 お米のメイドさん!

今日は朝から和食の朝定食、目玉焼きは厚焼き卵に変更した!


メルーシュエさんと仲良く朝食を作っている


佃煮もメルーシュエさんの協力の元完成して一品追加だ。


「お昼は海苔巻きでも作りますか?」

「醤油をあまり使わなければ、良いですよ」

干瓢を煮るには醤油がある程度必要だ。


「お米は平気?」

「この所1人だったんで、何日かはこの人数ならどうにかなりますね」

商売しないなら、倉庫に在庫は積み上がる。


「何処かで売っていれば良いんですけどね」

この世界に38年居たメルーシュエさんでも、見た事ないようだ。


「本当にいっそのこと、田植えして増やしたいですね、そんな知識はありませんですけどね」

そんな事を言っていたらメルーシュエさんが人を集める。


「集合、農家をやってた人、学生時代の農業科園芸科など植物に携わってた人、手を揚げて・・・それと貴女は城の中の子にも聞いてきて」

手を上げなかった子が城に走る。


「貴女は何をしていたの?」

「嫁ぎ先が野菜農家でした」

「私は大学で、品種改良してました、主に果物です」

若いけど(俺が見たところ中学生かな?)


「あゝお兄様、両方とも前世は30歳を超えてますよ」

俺の考える視線にメイド達は。


「ハイ元々子持ちです、こちらでは処女ですけどねウフ〜ン」

「私も子持ちです、男の子2人いました、こちらでは清い体です」

そんな自己紹介有りなの?


「ハイ暴走しない、順番が有りますからね!あゝ来たきた」

「一名理科か化学の実験で稲を育てたことがあるみたいです」

その一名が来た。


「昨晩お風呂をありがとうございます、本日の朝食の時間ですか、お米を炊く事は出来ますけど?」

この前段階の質問だ!


「お米は作った事ある?」

「ハイ小学校の時に、体験授業も有りましたし、夏休みの宿題の観察はバケツに撒いた玄米からの米を取るまでです」


彼女はやった事があるみたいだ、そしてテーブルを見ている。

「皆んなアンケートは終わったから朝食をどうぞ」

「あの2人来ませんね?」

「遅くまで喋っていたし、もう会議には出ないのでのんびりでしょう。

食べ終わった人は、中の子と交代、後は大公様起こしてきてください」


「メルーシュエさんは行かないの?」

「私はマサシ様のお世話を担当する係です」

いつの間にそんな係を作ったんだろう?


そして寝坊助コンビが、目をこすりながら店に入ってくる。

「お兄ちゃんおはよう、お風呂借りるわよ」

「おはようございます、私もお風呂を借りますね」

2人して奥に入っていった、その後をメルーシュエさんは、やはり追いかけていった。


「なら卵焼き、作っておかないとな」

そんな事を言っていたら入り口が騒がしくなった。







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