幼馴染をNTRされ、傷ついたレイスは、旅に出る事にした。〜あれ?何故か…幼馴染が、ついてきたのだが!?
秋街葡萄(あきまち ぶどう)
第二話
幼馴染の浮気を知ってしまった……日から
数日が経過していた―――が、すっかり…怖くなった僕は、未だに…外へは出れずにいた!
「にぃ〜〜!!どう?この―――」
「うん?何が?……って!?…コラァ!
ミィ!駄目じゃないか!!」
「えへへ!!ごめんなさい。でも「元気」が
出たでしょ…?」
「…まぁ、そうだけど…」
「だったら…いい…」
「はぁ〜、まったく…」
「………今「シッ…!」」
その叫ぶと、剣を……
「…にぃ!!すごい!さすが――」
「うむ…!流石は、俺と「ラティ」の息子だ!」
「うふふ…やっぱり私と「ミラクル」の息子ね!!!――――」
「(…父さんと母さんの名前って…「ミラクル」と「ラティ」なんだ…知らなった!)」
あっ!ちなみに兄さんは、今ちょうど、出掛けるから居ないだけだよ!
その時…
「だったーいまー!!今…帰ったぞ!」
と声が、聞こえてきた。
「おお、マイエンジェル!俺が居なくて…
寂しかったかい?――」
「全然!!にぃが、いたから――」
「ミィ」がそう言うと兄さんは、僕を見ると…「なんだ…レイスだったのか?」と
言うのであった……
……………………
今、私は、物凄く後悔をしていた…それは―
私を愛してくれた。恋人のレイスのことを
裏切って……あろうことか、他の男性と……
をしてしまうなんて!
その事で今私は―――
「ミィちゃん……」
「!?…来るな!」
「そんな事、言わないで!私だって――」
「そんなこと言ったって…私は………………騙されないから!」
「ち、違う!」
「帰ってよ!!!―」
私は、ミィちゃん…の迫力に負けてしまい
そのまま、逃げてしまった。
「うあぁぁ〜〜、私ってば!ほんと、一体何をやってるんだろう―――」
「にぃ!行ってらっしゃい!!元気でね!
怪我しないでね。たまには帰って来てね。…あとそれから手紙は――」
「ストップーー!!分かったから!もういいから――!」
「そう?」
「そうだよ!っと…あと、兄さん、母さんと父さん!…」
「ん?なんだ…?」「なぁにぃ?」
「何だぃ!!」
「行ってきます!!!」
「「「行ってらっしゃい!!元気で!」」」
「にぃ~~、行かないでー!」
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