何故か俺に惚れてる学校1の美少女であり俺の幼馴染、ヤンデレ過ぎて俺を離してくれない

しゃーくさま/本職マフィア書き

第1話[なんで私を避けるの?]

俺の名前は古部修斗ふるべしゅうと

何処にでも居る、所謂モブキャラ

そんな俺は今……


結奈「修斗、なんで私を避けてるの?」


学校1の美少女であり、俺の幼馴染である黒崎くろさき結奈ゆなに尋問を受けていた……


修斗「いや……避けてなんか……」

結奈「嘘つき」


はい、完全に嘘です

実際俺は最近、結奈の事を避けている……

なんでかって?そんなのコイツが学校1の美女で皆に好かれてるのに、「修斗〜!」って言いながら俺の所来るから、皆の視線が!

だから俺は結奈を避け、平々凡々と学校生活を楽しもうとしていた、だけど……


結奈「私、修斗と話したいから学校来てるみたいなもんなんだよ?」

修斗「別に……学校外でも話せるだろ」

結奈「話してくれないじゃん、避けるじゃん、同じクラスで隣の席だから話せる機会が多くて、それで学校来てるんだよ?私修斗と話せないなら学校来る意味ないし、修斗と話せないなら生きる意味なんてない」


すんごい激重感情を向けられてるよ

結奈と俺は幼馴染だけど、こんな激重感情俺に向けてなかったよ?


結奈「修斗は私と結婚するんだから、夫が妻の事避けちゃダメでしょ?」


そして結婚する事が決まってたらしいです

うんおかしいよね、俺たち第一高校生だよ?

結婚無理だよ?せめてお付き合いからだよ?


修斗「せめてお付き合いからじゃ……」

結奈「ダメ、我儘言わない」


我儘言ってるのはどっちなんですかね!!

というか今は午後5時半、そろそろ帰らないと母さんにドヤされる……


修斗「あの……帰らないと母さんが……」

結奈「……わかった、じゃあ帰ろ」

修斗「良かった……帰りま「ほら、帰ろ」


その時、俺の手は優しく包まれる

うん、結奈に手を繋がれたみたい

ヤベェ!!!!!!!!!!!!(迫真)


結奈「ほら、帰ろ」(ハイライトオフ)


この目獲物を狩る目だ!!!!

だが、この猛獣から逃れる方法が見つからない!どうする!

あ、というか今シンプルに気になった事思い出した


修斗「なぁ、結奈」

結奈「ん?なに?」

修斗「俺の私物取ってるよね?」


その時、結奈の体が固まる

あっコイツ絶対取ってる、確信犯じゃん


結奈「トッテナイヨ」

修斗「嘘つけ」


か細く結奈は言うが、もうほぼ答え合わせしてるようなものだった、俺は結奈に「私物は取らないでくれ……」と言うと、結奈は「はぁい……」と小さく返事をする、はぁいって事は取ったって事じゃねぇか


結奈「ほ、ほら!早く帰ろ!」


そして明らかに話題を逸らされる、俺は仕方なく「はいはい」と頷き、そのまま結奈に手を引っ張られる


尋問は終わった、これで一安心……


──と言う訳にも行かなかった


そう、これは単なる序章

これから待ち受ける、結奈との学園生活の…

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