異世界の旅、親友と行く
シン
第1話 あるあるな始まり?
「ここは、どこだ……」
「まずは状況確認」
俺は、
『おう、シン』
彼は、
「ヒエイ、お前も来ていたのか」
すると突然光り輝いて女の人が現れた
「目が覚めたのですね」「シンさん」「ヒエイさん」
「あなたは?」
シンは驚きつつもそう聞きかえした
「私は、創世の女神エリシス」「シンさん、あなたは死にました」
エリシスはいきなりそう告げた。
『「え……」』
「あなたは、死んでませんよヒエイさん」
「いや、何で俺は死んでるの」
シンは驚きの声でエリシスに言った。
「ご説明します」
エリシスは口を開いて語り始めた。
「お二方は次元の狭間に放り出されて彷徨い、この世界に流れ付いて来たのです」
「次元の狭間とはなんですか?」
シンはエリシスの言葉を遮った。
「はい、次元の狭間とは、私が管理する世界と、貴方がたが暮らしていた原始の世界を隔てる分厚い、何も無い空間、いわば海みたいなものです」
「それで、どうして俺がだけが死ぬの?」
「あなたは、次元の狭間と原始の世界の壁にはさまれた挟まれて死んだのです」「肩からお腹の所をこう、スパッと輪切りになって」
『つまり壁に挟まれてミンチになったと』
ヒエイは笑いながらそう言った。
「そう言うことです」
エリシスはクスッと笑いながら答えた。
「Oh」
シンはそう声を漏らした。
「せっかくなので貴方がたがよろしければ、私の世界にきませんか?」「貴方がたは運が良いようですし」
『「運がいい?」』
ふたりは不思議そうにそうに言った。
「普通は次元の狭間に放り出されると永遠に彷徨います」
「マジか」、シンはそう思いつつ、エリシスに質問をした。
「どんな世界なんです?」
「剣と魔法の世界ですよ」
シンはヒエイと顔を見合わせると。
『「行きたいです」』
「わかりました」「あ、シンさんは死んでいるので代わりの器を用意しときますね!」「言語理解スキルと冒険初期装備も付けて置きますから!」「では、お二方のスキルの要望をできる限りお応えします」「ですが四つまで、です」
「アイテムボックスと鑑定スキルをください」
シンは迷わずそう答えると、すぐに考え込んだ「異世界の一般常識が無いと下手したら死ぬな、あとゲガをしたとき治癒魔法が無いと、薬でもいいがお金が掛かるからな」そうしばらく悩んでいるとヒエイはエリシスにスキルをお願いしていた。
『同じく、アイテムボックス、鑑定スキルをください』『あと銃を作れるスキルと弾薬無限のスキルをください』
銃や戦車などが好きな軍事ヲタクなヒエイはそう答えた、シンもヒエイに付き合って居るうちに少しは詳しくなっていた。
ヒエイらしいといえばヒエイらしいスキルだが。
そしてシンは残り2つのスキルを告げた。
「俺は異世界の一般常識と治癒魔法をお願いします」
「わかりました……」「貴方がたの旅が良き旅であることを願っています」
エリシスがそう言うと2人は光り輝いて消えて行った。
「貴方がたなら…………」
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