西園寺警部の事件簿 〜 sideA 〜

さえば湊

第1話 サイバー犯罪対策室

サイバー犯罪対策室 は元来のサイバー犯罪対策課とは少し違う所がある。

元来のサイバー犯罪対策課は、インターネットを駆使した捜査と取調べであるが今作に登場するサイバー犯罪対策室というのは、様々なインターネットを駆使した捜査そして組織等の壊滅、サイバー攻撃に対する予備線なども行うのがこのサイバー犯罪対策室_通称を……サイバー0と呼ぶ。


サイバー犯罪対策室の所長でもある西園寺警部と対策室に属する刑事、警部合わせて6名である。そして、刑事部・殺人課の中に一人元サイバー犯罪対策室に属していた警部補が居る。その人物が西園寺警部の良き協力者なのであった。


殺人課…主に殺人事件を担当する課であるが様々な部署を経験した強者達が所属している場所である。

(参考書:Wikipediaより記載の著者寄り/一部抜粋)


「所長!殺人課より依頼が……!」サイバー犯罪対策室の一員、森刑事。ホワイトハッカーとして活動中。


対策室はインターネットを扱う為部屋が設けられており許可なく入る事は難しい。

扉を開けてそう叫ぶ、森刑事。


「どうかしたのか?森…そんな慌てて」部屋の一番奥でデスクの上にある多数のPC等の必要不可欠の物に囲まれている所長_西園寺。


「其れが、メールに送信したモノを解読して欲しいと態々、伝言で……」


「なるほどな。それで殺人課からメールが来たのか」


「えぇ、そうなんですよ。しかも他の人達は出っ張らってるので自分が行くしかないし…」


「誰から言われたんだ?伝言を」


「殺人課に昨年配属されたと言う、水森警部補ですが…其れが?」


成程。「水森はな、元々此処に居たんだが上からの打診で殺人課に移動になったお前の先輩だよ」あの男は、現場の方が良く動くし…


「そうなんですか?…秋嶺さんに聞いても答えてくれませんでした、そんな事」


「あー。アイツは仲悪かったからな、仕方ないよ」


「そうですか…ところで解読して欲しい物についてもう一つ…… “来る日付に必ず事件は起こるだろう”と。伝言が。


「来る日付…まぁた予言したのか。あのあほんだら。まぁいいや。呼ばれる事が無ければ休憩でいいよ」


……?分かりました。自分はデスクの方にいますね!」


「だから、休憩って…」


此処には働きバカしかいない。困ったもんだ。水森ってのは少し遠からず近からずの出来事を予言出来ちまう能力を持っていてな…

だが余りするなって言っても意味が無いんだよなぁ…。


次回。第二話

サイバー犯罪対策室 、怒号の楽しい暗号解読!


〜 後書き 〜


皆様お初にお目にかかる方と久々な方は初めましてとこんにちわ。


サイバー犯罪対策課もとい、サイバー犯罪対策室_通称サイバー0のシリーズ、sideAの第一話をお読み頂きありがとうございます。


キャラクタープロフィールも書けたら書いてみたいなーと思うのもありますが、何分ちゃんと完結出来ないさがですのでゆっくりとはなりますが完結目指しつつsideBの方も書けたらと思います。


ていたらくな小説ですが…、是非次回も楽しみに待っていただけたら幸いです。


参考書 Wikipedia 検索にて一部抜粋あり。


実在の人物・団体組織などと一切の関係は有りません。







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