第8話

 授業中


 「優が絵を描いて話を聞いてません!!」


 よく、チクリたがるだるい小学生かよ。


カズ 「優ー!授業を聞けよ」


 そして、クラスの笑い声が聞こえる。


 「先生!!そういう、カズくんは僕のことが気になって仕方ない見たいです!!」


 先生「カズ、お前」


 カズ「違いますよ!!先生、俺は」


「いえ、違わないです!!」


俺は席を立ち、書いたを絵を見せる。


 「見てください!!おれはまだこれしか書いてません。書いてから2分くらいです。」

  実際に描き始めてから2分くらい。


 「つまり、カズくんは俺のことが気になって、気になって授業に集中せず、ほんの少し絵を描いた瞬間に、もう!!優ったら、ちょんと授業をしないとダメでしょという!!ツンデレなのです!!」


俺は知っている。今先生は内心うざいと思ってる。つかクラスメイトもなんだコイツと思っているだろう。


だが、それで俺は失うものはないし、先生がうざいと思ってるのは

こういう時って意外と


「カズ、一緒に保健室にお世話になったりするなよ」


チクッた側がうざいと思うのだ。(この先生もすでに虐めのことを知っている)


カズ「・・・っ、キモすぎだろう。お前」


カズに睨まれてそう言われる。


優「それでもツンデレ?」

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